日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

夏の花は寂しい…(^^♪江戸時代は「玉ムラサキ」、今は「ムラサキシキブ(紫式部)」本当は「コムラサキ(小紫)」

2019年08月14日 15時00分19秒 | 歳時記

雲に覆われ、やや強い風が吹く、台風が近づきつつある朝、曇り、北東の風やや強く強風注意報発令中、最高気温35℃(-1)、洗濯指数30室内に干すか、乾燥機がお勧め、傘指数50折りたたみ傘をお持ち下さい、との予報。

雲の間から、時々本格的な夏の太陽が顔を出し、今日も猛暑日となったのでしょうか、台風の影響による風が強く吹き込み、室内はいい感じの北摂。

相変わらず体調はすぐれないのですが、仲間からいただいた資料のデーターベース化は、頑張って仕上げました。提供してくれた仲間の許可がいただければ、他の仲間の皆さんに送れます。

今日の1枚の写真は、江戸時代は「玉ムラサキ」、今は「ムラサキシキブ(紫式部)」本当は「コムラサキ(小紫)」です。

この花は、江戸時代の中ごろ(1700年ころ)には「玉ムラサキ」と呼ばれていたそうですが、いつごろから「紫式部(ムラサキシキブ)」になったのかは分かりません。

学名の Callicarpa japonicaは、Callicarpa(カリカルパ)は、ギリシャ語の 「callos(美しい)+carpos(果実)」が語源で、「美しい実」の意味になります。
その意味の通り、秋には優美な紫色の実をびっしりと付けるので、庭木などに愛好されています。

この紫色の実の清楚な美しさを、平安時代の才女「紫式部」にたとえたそうです。       
また、紫色の実をびっしりつけることから「紫重実、紫敷き実(むらさきしきみ)」と呼ばれていたものが、いつのころからか源氏物語の作者・紫式部を連想させて「紫式部」となっていったとの説もあります。         

花言葉は「愛され上手」「上品」「聡明」です。

庭木として植えられるのは「コムラサキ」で,これを「ムラサキシキブ」と呼ぶことが多いと思いますが,ムラサキシキブ(紫式部)というのは山野に生え,観賞価値はやや劣るかもしれません。

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明日8月15日(甲申 きのえさる 先負)

●「終戦記念日」「全国戦没者追悼式」
 1945(昭和20)年8月14日、3年8カ月に及んだ太平洋戦争は、ポツダム宣言を受諾し、翌15日の正午、昭和天皇による玉音放送によって日本が無条件降伏したことが国民に伝えられました。これにより第二次世界大戦が終結しました。
 内務省の発表によれば、戦死者は約212万人、空襲による死者は約24万人でした。
 戦後18年も経った1963(昭和38)年から毎年、この日に政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館で開かれます。正午から1分間、黙祷が捧げられます。
 1982(昭和57)年4月の閣議決定により「戦歿者を追悼し平和を祈念する日」となりました。
 また、大韓民国やインドなどの日本が占領していた国々では「戦勝記念日」になります。

●「刺身の日」
 1448(文安5)年、刺身が初めて文書に登場したことに因みます。
 室町時代後期の書記官・中原康冨の文安5年のこの日の日記に鯛なら鯛とわかるようにその魚のひれを刺しておくので刺し身、つまり「さしみなます」の名の起りとあり、これが初めて文書に登場する刺身に関する記録とされています。

●毎月15日は「お菓子の日」です。

●「春日大社 万灯籠(ばんとうろう)」
 春日大社の万灯籠は、約800年昔から行われて来た行事で境内にある3000基の境内にある灯籠は、昔から今日に至るまで、藤原氏をはじめ、広く一般国民から奉納されたものなんだそうです。
 灯籠には、あらかじめ崇敬者の方々に願いを書いていただいた和紙が貼ってあり万灯籠の日に参列した方々に浄火を入れてもらいます。
 年2回、2月の節分と8月のお盆の14日、15日時期に行われます。特に8月は14日には舞楽、15日には神楽の奉納が本殿の前で行われます。
 春日大社 奈良市春日野町160 TEL0742-22-7788

●「深川八幡祭り」
 富岡八幡宮の例祭は8月15日を中心に行われます。俗に「深川八幡祭り」とも呼ばれ、
 赤坂の日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭とともに「江戸三大祭」の一つに数えられています。
 深川のお祭りは「ワッショイ、ワッシヨイ」の伝統的な掛け声と「水掛け祭」の別名通り、沿道の観衆から担ぎ手に清めの水が浴びせられ、担ぎ手と観衆が一体となって盛り上がるのが特徴で、江戸の粋を今に伝えるお祭りとして、多くの人々によって大切に受け継がれています。
 深川八幡祭の神輿を担ぐ掛け声は「わっしょい」。一時期その他の掛け声が掛けられた時もあるそうですが、今では「わっしょい」で統一されています。
 わっしょいの語源は諸説あり「和上同慶」「和を背負う」「和と一緒」「輪を背負う」などがもとだそうです。
 富岡八幡宮 東京都江東区富岡 1-20-3 TEL 03-3642-1315  

●奈良市高円山の「大文字送り火」
 奈良の大文字送り火は戦没者慰霊と世界平和を祈る火の祭典です。行事の中心となる「大」の字は宇宙を意味するといわれており、「大」を形作る火床の数は、人間の煩悩と同じく108ツあります。
 夜8時、高円山にわが国の最大級の「大」の字の送り火が浮かび上がります。その大きさは第1画が 109メートル、第2画が164メートル、第3画が 128メートルで、奈良公園、飛火野からよく見えます。
 奈良県奈良市高円山 電話:0742-27-8866(奈良市観光協会)

●兵庫県丹波篠山市の「デカンショ祭」 8月15日~16日
 明治中期から日本中で愛唱されるようになった「デカンショ節」発祥の地であることを記念して、1953年より始められた祭りです。現在では、日本最大の民謡の祭典となっています。
 兵庫県丹波篠山市 電話:0795-52-0758 (丹波篠山市篠山商工会)

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