快聴亭夢想録

戯休「今日はヴァルテックスのリラクゼーション機器『モンデール スマートネック』のお話をしましょう。」
執事「おお、マッサージ器具ですな。　名前からして首ですかの？」
戯休「そうそう。　何だかぱっと見、目にでも被せて眼精疲労軽減してくれるようにも見えるけど。」
修道女「一時、頭に被る機械が多かったから、そう思っちゃったりもしますよね。」
戯休「ただ、これは首。　コードレスで気軽に使えるというのも有難いじゃあないですか。」
執事「しかし、首のマッサージですと、しっかり固定をしないと揉み解しが弱くなるのではありませんかの？」
戯休「そういう物理的形状による揉み解しじゃなくて、EMSの電気刺激で行うものだそうでね。」
修道女「あ、それなら首にある程度保持されてれば問題ないってことですね。」
戯休「まぁEMSがどこまで有用なのかは分からんけど。　何しろ経験としては低周波治療器位しかないし。」
執事「実際、そう違うものなんですかの？」
戯休「原理は一緒だけど、周波数やら出力やらが違うらしくてね。　用途で分けるそうだけど、そもそも個人的にはEMSなんて筋トレに使うもんだと思い込んでた。」
修道女「腹筋を割っちゃうって機械とかですよね？」
戯休「刺激を与えてることには変わりないだろうし、どれがどうでもまあいいや。　大事なのは・・・効くかどうか。　それだけさぁ。」
執事「ですな。　しかし、低周波治療器もある割に、そんなに使いませんな、主殿は。」
戯休「いや何だか貼るのが面倒っぽい感じで。　とりわけ効き目のあるとこ無いとこの差もあるから、偶にビックリしたりもして。」
修道女「・・・・ヘタレさんです・・・・。」
戯休「でもこれなら粘着部分の手入れも不要っぽいし、毎日まめに使えそうで良いなと思ったり。」
執事「問題は主殿との相性の気もしますなぁ・・。　例えばマッサージチェア等にしても、強めがお好きでしたな？　そういう方には弱いと思われそうですがのぅ。」
戯休「まぁねぇ・・・。　ただ、最近首のコリもまた酷くてね。　ほら、しばらく病人生活して寝込んでたから、そういう疲れも溜まってるみたいで。」
修道女「益々生半可な力では物足りなそうですけど・・・。」
戯休「そういうわけで愛用している、物理的にゴリゴリ揉み込むマッサージ器をめっさ使ってたら、コリが治る前に別の傷みが目立ってきちゃって。　コリは奥深いけど、もっと浅いところがさ。」
執事「やり過ぎですな。　そうなると同じ方法でほぐそうとするのは一時中断せざるを得ませんのぅ。」
戯休「そういうことをしてると、こういう感じので毎日まめに刺激を与えてれば、即効性は低くても長期的には楽になるんじゃなかろうかとも思っちゃったの・・・。」
修道女「他人の家の庭を見て何とやら感が凄い感じられますけど、少しずつまめにやるという方針は間違ってない気がします・・・。」
戯休「ただ肩とかには使えないからね・・・。　肩甲骨周辺とかもコリーな俺にはこれだけというわけにはいかないけど。　ああ、高級マッサージチェアが欲しいぜ・・・。　価格の問題以上に置く場所がないぜ・・。」
執事「といいつつ、価格の問題が大きいのではありませんかな？」
戯休「悪いが・・・・物理的に何とかなるのなら、俺は他の趣味を犠牲にしても導入したいと思うほどなのだぜ・・・？」
修道女「・・・目が本気です・・・・。」
戯休「それはそれとして。　そうもいかないからこそこういう気軽な機器が気にもなる。　『ながら』で使えそうだし、価格も税別15000円。　店先で試せるものなら試してみたいものですわ。」