快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

推し声オーディオプロジェクト

2020年02月17日 | その他のアレ
戯休「今日はJVCケンウッドが関わっている『推し声オーディオプロジェクト』のお話。」
魔女「・・・週明け早々から香ばしそうな話題を持ってくるもんさね・・・。」
戯休「やっぱり香ばしい? 炒った胡麻の香りとか?」
司祭「むしろ炒った銀杏ですかねぇ・・・。 珍味ですがね。」
戯休「まぁ前にアニソンだってスピーカーで堂々聴こうぜ!なんて意見を書いたもんで、そうなるとこういうプロジェクトも頑張って欲しいと思ってしまうわけですよ。」
魔女「へぇ? 普段なら否定的な立場になりそうなのにねぇ。」
戯休「実際問題、こういう手法でスピーカーオーディオが売れてくれるなら嬉しいもんさ。 ただ・・・やっぱりどうしたってそういう層はヘッドフォンやイヤフォン推しなんだよ。」
司祭「ククッ・・・。 やはりどこか恥ずかしさが勝ってしまうのですかねぇ?」
戯休「というより・・・『推し声』だろう? 俺の中ではアニオタと声オタは重なるところがあるだけの、別のクラスタだぞ?」
魔女「・・・そういうもんかい?」
戯休「鉄っちゃんに、乗り鉄、音鉄、撮り鉄やら色々あるのと一緒。」
司祭「嫌な説得力ですねぇ・・・・。」
戯休「そもそもにして、『自宅での視聴環境にこだわっている声優ファンは少ない』という考えが間違いだろうと思うぞ。 むしろ音に無頓着なのは、兎に角作品を見るクチの人達か、一時停止で食い入るように原画をチェックする人達だ。」
魔女「音そのものには拘っているし、その上で手段としてヘッドフォン・イヤフォンに流れているって事かい?」
戯休「そうともさ。 推し声をなるべく良い声で聴きたいなんてのは最初の門。 可能な限りい大きな音で聴きたいとか、それより先の話になる。」
司祭「確かにそれであれば他人に迷惑をかけないようにそうするのが正しいかもしれませんねぇ。」
戯休「まだある。 中には自分の耳元で囁いてもらいたいからヘッドフォン・イヤフォンが適切という人もいる。」
魔女「・・・・・ああ・・・・うん・・そうかい・・・・。」
戯休「四六時中聴いていたければDAPを活用する。 そして可能な限り声を聴き続ける。 行き着くとこまで行き着けば、作品でさえ単なる台本にしか過ぎないんだ・・・。」
司祭「・・・・異様なようでいて、好き過ぎるものには案外そうなるものなのでしょうかね・・・。」
戯休「中には声優さんの行うライブでさえ嫌という人もいるんだぞ?」
魔女「そういうのは好きそうな印象があるけどねぇ。」
戯休「自分以外を見ているのが嫌。 観客席の声援が邪魔。 というかその他が全部邪魔みたいな。」
司祭「・・・拗らせていますねぇ・・・。」
戯休「今回のこの企画で2種類のセットが提案されているが・・・それについては全く文句はない。 それどころが俺でも欲しい。 音楽に興味があってスピーカーで聴きたい気持ちがあるのなら普通にお薦めできる。」
魔女「確かに元々ここでも推してた機種の組み合わせさね。」
戯休「スマホにBluetoothスピーカーなんてより余程良い音なのは絶対間違いない。 だがしかし・・・狙うクラスタが絶妙にズレている気がしてしまうのが今の俺の気持ち。」
司祭「そこまで突っ込んだ世界であるとまでは思っていなかったのではありませんかねぇ?」
戯休「そうかもしれないけどさ・・・。 でも、企画を立てた際に本当にそういう層に話を聞いたりしたのか不安にもなるよ?」
魔女「HPには体験者の声とかあるじゃないさ。」
戯休「これから体験会とかもあるそうではあるんだけど・・・その体験者の声、1つ1つが何だかオーディオ業界臭い。 感想がというか、言い回しがというか。」
司祭「よくある宣伝文句といえばそれまでではありますがねぇ。」
戯休「ま、訳もなくいたずらにハイエンド推しでなかったのは良いけどさ。」
魔女「ていうか、聞く限り既にそういう人達はハイエンダーなんだろう?」
戯休「ああ、ハイエンダーさ。 例えば推し声で朝起こしてくれる目覚ましアプリを購入して使ってみたが、その声質に大きく不満を持ち、結局わざわざきちんとしたHPAにヘッドフォンを組み合わせ、絶対寝難いだろうに気合で寝たという話があるように。」
司祭「・・・・凡例がいちいち極端ですねぇ。」
戯休「そしてその結果、その声を最初から清々しく聴きたいと、目覚める数分前には自力で目が覚め、再生に備えるという技まで体得したとか。」
魔女「・・・・本末転倒臭を感じるのはアタシの気のせいかね?」
戯休「まぁ・・・何かを嫌いで、それを原動力にされるよりはずっと清々しいと思えるから構わないけども。 他人に迷惑かけなきゃ良いんだよ、こんなの。」
司祭「しかし・・・推し声云々へのアピールが弱いとなると、どうすれば良いのですかねぇ?」
戯休「んー・・・・。 普通に作品ファンとかに普通に推していくしかないんじゃない? 下手な狙撃はむしろ外れるって。」
魔女「そう考えるとさ、ポータブル系オーディオ機器の各種作品とのコラボってのは、的を射た商売手法なんだろうねぇ。」
戯休「うん。 今回はそれを商品に手を加えることなく、更にコアな層を狙ったって事だね。」
司祭「元手はそう掛からぬかもしれませんが、効果は如何程なのでしょうねぇ?」
戯休「こればかりはねぇ・・・。 難しい気はするけれど、外れて欲しい予想ではある。 大評判になって第2・第3の企画がなんて話になれば、俺だって嬉しいですよ・・。」


最新の画像もっと見る

コメントを投稿