夜ホテルで知らない誰かがドアを「ドンドン」と叩いている。部屋に来た人の正体は・・・ | ビジネスクラスで行くサイパン弾丸旅行vol.5

夜ご飯を部屋で食べて、後は寝るだけの状態で部屋でビールを飲みながらくつろいでいると、

「ドンドンドン」

突然、部屋のドアがたたかれた！

え？？？だれ？
この時の時刻は夜21:00。

何だ！？と思って耳を澄ませると再度「ドンドンドン」と・・・・

え、まじ？？？ドア叩かれてるの、うちの部屋だよね？？？

あまりにも怖くて怖くて、シャワー室に逃げ込みました。

想像してみてください。
初めて始めていった外国で、一人で夜部屋にいるときに、突然ドアがドンドンドンとなる状況。

しかもかなり安い宿でセキュリティはガバガバ。
部屋のドアを出るとはいきなり外みたいなものですからね。

恐怖以外の何物でもありませんでしたよ。ほんと。

冷静になって考えてみると、、、多分、ボブが一緒に飲もうって誘いに来たんだと思います。
※よく出てくるボブについてはこちらを参照

しかし、酔ってたとはいえ、行きに一緒にタクシー乗ってきたとはいえ、過去いろいろ海外で冒険をしてきたとはいえ、知らない外国人を部屋に招き入れると何があるかわからないので、さすがに怖くて出られなかったです。

怖い！そして早くこの異常な状況が終われと思いながら、シャワー室に行き、シャワーを出してシャワーを浴びているふりをする。
もし明日何か言われたときにシャワー浴びてて分からなかったよというために。（明日タクシーで一緒にサイパン空港まで行く約束をしていました）

しばらくするとあきらめたのか「ドンドンドン」という音がしなくなったので、そーっと部屋に戻る。

また「ドンドンドン」てくるのか？とドキドキしながら、もし外にまだいたら？なんて思いつつ、自分の気配を消しながら、静かに残りのビールとおつまみでひそかな宴会を楽しみながらサイパンの夜を過ごしました。

本当に本当に怖かったです。これは一切脚色ありません。

そのあとは特に何もなく、一人で宴会を楽しんでいると、いい時間になったのでベッドで寝ることにしました。

結局一人でこれだけ飲んだようです・・・。なかなかですね(;^ω^)

深夜また「ドンドンドン」って来るかな？という緊張感もありましたが、酔いもあったのかその日はちゃんと寝ることができました。

寝ている間にくることはありませんでした。

そして起床時間。
日本へ帰る荷造りをして、部屋を後にする。

この時朝の4:00AM。外はまだ暗い。

何食わぬ顔でフロントに下りると、すでにボブがいた。ボブも何もなかったような顔をしていました。
特に昨日部屋に来たとかは話していませんでしたね。

チェックアウトをして、フロントでタクシーを呼んでもらう

が、しばらく待ってもなかなかタクシーが来ない。

待ってる間ボブに話を聞くと、ボブも昨日マイクロビーチホテルに泊まったとか泊ってないとか？
やっぱり部屋に来たのはボブだったのでしょうね。出てあげればよかったかなぁ？と思いつつ、本当に何があるかわからないからここは出ないで正解だったと思います。

30分くらい待った気がします。ちょっと焦って、もし来なかったら向かいのハイアットでよぼうか？なんて話してたけど、もうちょっと待ってみたらタクシーが来た。ほっ。

そして二人でタクシーに乗り、サイパン空港に到着。

降りるときに、ボブが昨日のタクシー代はいくらだった？って聞いてきたので、昨日払った値段を言いました。
すると、ボブが今度は帰りのタクシー代計算払ってくれました。

ボブは、サービス代（チップ代）は含まれているのか？とかなんとか聞いていたような。残念ながら英語は聞き取れませんでした。

空港には結構早めについたのですが、セキュリティチェックのところがかなり混んでて時間かかって焦りました。

今回は、以前グアム旅行の時の帰り、セキュリティのところで捨てられたタバスコ醤油を今回ゲットすることができ、日本に持ち帰るには機内持ち込みできず預けなくてはいけないので、そのためだけに小さいショルダーバッグ１つだけタバスコ醤油いれて預けていました。

無事セキュリティチェックを通過してあとは飛行機が飛ぶまで待つだけ。

デルタ航空の出発ゲート付近でボブと一緒に待つことに。
「・・・」
うん。困った。私英語が全然得意でない。。。しかし頑張って会話しました。

ボブはこの後、日本経由でマニラにいくらしい。

確かデルタ航空で成田からマニラに行くのは、ボーイング747（ジャンボジェット機）で、ビジネスクラスはフルフラットシートになるやつ。

以前ロサンゼルスに行くときに、デルタ航空のビジネスクラスに乗ることができて、フルフラットシートも経験済みだったので、すごく快適だよと伝えておきました。そしてうらやましいなぁと言おうとしたが、英語でうらやましいってなんていうんだ？自分の英語力がつくづくなさけなくなる。
なんとか取り繕いました。

のどが渇いたので飲み物を買ってこようと思い、ボブにちょっと飲み物買ってくると英語で伝えた。

とっさに出た英語が「I bought a drink.」・・・おいおい、過去形になってるよ(-_-;)
しかし通じたようでした。

しばらくすると搭乗開始。帰りもビジネスクラスでラッキーでした。

帰りの飛行機はボブと隣ではなく、ボブは一番前で、私は後ろのほうだったので今回は席が隣ではありませんでした。

そして搭乗開始。

こちらばデルタ航空B757のビジネスクラスの席です。

今回の私も席も行きと同様右の窓側の席でした。

ウエルカムドリンクはいつも通りシャンパンをいただきました。

いつも通りとってもおいしいです♪飛行機で飲むお酒は、気分もあると思いますが本当においしいですよね。

私は窓側だったのですが、しばらくすると隣の席に比較的若い、日本の女性が座りました。

やっぱり男性からしたら、隣が太った外国人のおっさんよりは、若い女性のほうが嬉しいですよね。

日本入国の書類を書いていると、隣の女性がペンがないことに気づいたので、ペンを貸してあげました。
せっかくなので、少しおしゃべりに付き合ってもらい、シャンパンなども乾杯して一緒に飲みました。

しかし、その女性がなんと、、、帰りの機内でとんでもないことになってしまいます。

つづく