2/15(土)東京木挽町(東銀座)の歌舞伎座へ。










目的「二月大歌舞伎」昼の部の、十三世片岡仁左衛門二十七回忌追善狂言「菅原伝授手習鑑」「加茂堤」「筆法伝授」「道明寺」観劇。












筋書を買い、
字幕ガイドを借りて…。




「加茂堤」では、六世中村勘九郎初世片岡孝太郎が醸し出す桜丸八重仲睦まじさ五世中村米吉演じる斎世親王気品が印象に残りました。

幕間に予約していた昼食を。









「筆法伝授」「道明寺」菅丞相を務めるのは、勿論十五世片岡仁左衛門
品格ある美しい佇まいはやはり素晴らしいものでした。

「筆法伝授」園生の前を演じる二世片岡秀太郎は、流石に口跡立居振舞老いは隠せなかったものの、気品ある演技でした。
武部源蔵役の四世中村梅玉凛とした趣も見事でした。

「道明寺」に於ける菅丞相の伯母覚寿役は五世坂東玉三郎
玉三郎老け役観たのは初めてでしたが、婿の宿禰太郎(初世坂東彌十郎惨殺された娘立田の前(初世片岡孝太郎)をとる場面での悽愴さをはじめ、やはり随所見応えがありました。
判官代輝国役の八世中村芝翫豪快さ、宿禰太郎の父土師兵衛役の五世中村歌六悪党ぶり
六世中村勘九郎による奴宅内四世片岡亀蔵による贋迎い弥藤次可笑しみも印象的でした。


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