古代日本の歴史を謎解き

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日本神話をもう一度 天照、素戔嗚、月読

2020-09-21 20:50:51 | 歴史
話はかなり飛びますが、三貴神
天照大神、素戔嗚、月読 の三人の窯様の信仰です。

伊邪那岐は黄泉の国から帰り、禊を行った時に産まれた三人の神様です。
右目から 天照
左目から 月読
鼻から  素戔嗚
カグツチなど、伊邪那美と伊邪那岐が協力して生まれた後に
黄泉の国の汚れを落とす禊で産まれた神様です。
解せないストーリーですが
・何故、三人なのか??
 表目の二人に対して、急に鼻から
 花にも穴は左右両方あるので、4人ではダメだったのか?
・素戔嗚だけ、漢字に意味がない無い名前
世界観を
天上界(天高原)
地上界(葦原中国)
死後界(根国、黄泉の国)
の三つがありますので、三人は必要だったのでしょう。
素戔嗚は出雲の信仰が強く
当時の大和朝廷も無視することが出来なかった存在だった。

死後の世界(黄泉の国)の禊で産まれた三人の神様
それぞれ地域での信仰の神様だったのです。
いずれも古墳時代の信仰では??
当時の大きな国と云えば
・九州王朝(既に筑紫)
・山陰王朝(出雲王朝)
・四国王朝
・近畿王朝(大和朝廷)
の四つです。
素戔嗚命は、当然、山陰の出雲
月読は、四国王朝の信仰
いつの間にか死後の世界(黄泉の国)に設定されます。
古代の発音に変えると、全て 神代語で
ス 素、生命発生の元
サ 霊、根源
ノ 伸びる、延長
オ 男、大人、生む根源 男=女に生命の根源を与える存在
となります。
残り、天照大神は九州王朝の神様です。
大和朝廷のご先祖様なら男性であったはずです。
信仰の始まりは、3世紀前半の卑弥呼です。
ヒ 火、霊、光
ミ  女
コ 完成、獣
となります。
ヒミコは、弥生時代に卑弥呼だけではなく
古くから女性の祈祷師をヒミコと呼んでいたのでは?

卑弥呼の死後、太陽神として信仰が残っていました。
以後、祈祷師信仰が薄れ、卑弥呼と云う呼び名も使われなくなります。
次女王は 台与(トヨ、或いは イヨ)
イ 命、息、祈る
ヨ 世、代
神代語で意味が出来ます。
邪馬台国のヤマトも
ヤ 弥、発展、増えていく
マ ~の
ト 処 止めるの派生?(行き着いた処?)
或いは
アマ 天
ト  処
の聞き違い?かもしれません。
九州のアマ(天)ト と 近畿のヤマト の二つがあったかもしれません。
転送降臨した邇邇芸命(ニニギ)は
ニ    物の性質を変える
ナ(ニ) ~の
キ(ギ) 気、小さい力 パワー、内に秘めた力?
でしょうか。
天孫降臨の物語は後に作られた?
これらの信仰は
大和朝廷も無視することが出来ない程
浸透していたのでしょう。
神武東征の物語の挿入は必須だったのです。
卑弥呼が行っていたと思われる占いや祈祷は
更に古くから各地で行われていたでしょう。
無くなった人を供養する過去への儀式
未来を予測してくれる占いや祈祷
この二極の信仰は、歴史が長く平安時代でも揺るがない信仰だった。
それぞれの役割をはっきりさせるために
・天照大神
・月読命 とわかりやす名前に変えたのは
漢字が充実した飛鳥時代、平安時代
無視することが出来ない、名前を変更することが出来ない
強い信仰が残っていたのが、出雲の神様 素戔嗚命 だったのです。
実際に出雲の国造りを行ったとされる
大国主命 を漢字が伝わってから改名したか、新しい神様を加えてのでしょう。
もちろん、その他にも小国独特の信仰が各地にあったでしょう。
古墳時代に筑紫、出雲、大和が力を付ける中
小国の信仰は徐々になくなり、強国の信仰にまとまっていたはずです。
大和朝廷が西日本を徐々に統一する期間に
日本神話の物語に近づいたでしょうし、
「古事記」の編集時に無理やり作成した部分もあったはずです。

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