古代日本の歴史を謎解き

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縄文時代・弥生時代の日本語

2020-09-19 20:45:00 | 歴史
実は 日月神示に使われているアイウの仕組み でわかりやすく説明してくれています。
日月神示 とは 神典研究家:岡本天明に「国常立尊」と呼ばれている高級神霊よる神示を自動書記によって記述したとされる大本教の経典である。

現代では50万程の言葉を使っていますが
縄文時代・弥生時代は 語数ははるかに少なかったはずです。
古代語の特徴
神代語  古代倭語(倭わ人天族じんあまぞく語)、1音ごとに意味を割り当てている。(古代語の一音一義説)
母音の基本則
 母音に与えた意味、イ(意志)、エ(結合)、ウ(生命)、オ(情動)、ア(精神)    
 程度を表す場合、母音がイ<エ<ウ<オ<アの順で大きくなっていく。
子音の基本則

縄文語  神代語を組み合わせて作られた初期の基礎単語。2音~3音。
     2音だけでも単純に2500語作れるので、日常会話には困らない。
弥生語  神代語、縄文語を組み合わせて作られた準基礎単語。神々の名前。
大和語  弥生語を更に組み合わせて語彙を増やしている。アイヌ語などが入ってきている。
渡来語  主に弓月氏(トルコ・チベット系、のちの秦氏)の言語由来 。

縄文時代・弥生時代・平安時代 と歴史的背景にもあっています。
数字の 1,2,3・・・は
ヒ、フ、ミ・・・
現代の フィ、フー、ミー、ヨー・・・ですね。
中国語では イー、アン、サン、スー・・・
似ているよな?違うような?
他に気になる言葉
アマ 天、海 縄文語 天も海も同じ、敢えて分ける時は天は上、海は下
縄文人は 指で上を指してアマ(天)、下を指してアマ(海)だったのでしょう。
言葉で足らない部分を体で表現していたのでしょう。
表現の始まりは、ボディランゲージです。
これは、言葉の違う大陸の人々との意思疎通にも使えたはずです。
指を一本で 一(ヒ)、二本で二(フ)・・・
意外と世界共通で使えたはずです。

イザ 誘う、いざなう 弥生語
イザナキ 男性神 弥生語 イザ(誘う)+ナ(の)+キ(男)
イザナミ 女性神 弥生語 イザ(誘う)+ナ(の)+ミ(女)
日本神話の神様で、天照大神、素戔嗚(スサノオ)命の一世代前です。

ナ 地面、地上、大地 神代語 ニ<ノ<ナで大地の広さ、ネは下、ヌは上?
魏志倭人伝に登場する 奴国(大地?)
ワ 物を生む、和合する 神代語 ウ(生む)の上位?
倭国は 生むの最上位?

その他にも、魏志倭人伝に登場する人名、地名など固有名詞
卑弥呼(ひみこ)
難升米(なしめ)など人名
三音の発音を漢字一字に当て字です。
名前に三音が二ウだったのかもしれません。
しかし、卑弥呼の死後、次女王が 台与(トヨ)二音です。
※この時代に苗字はありません、
 現在の苗字は、後の古墳時代後期の氏姓制度に始まります。
対馬国(つしま)
一支国(いつし)
末盧国(まつろ)などの地名
地名も三音、後の
筑紫(ちくし)
出雲(いずも)
大和(ヤマト)
飛鳥(アスカ)などでも共通
漢字二文字は氏姓制度の為ですが、読みの三音は古くからあった呼び名でしょう。

官を兇馬觚(しまこ)という。副(官)を卑奴母離(夷守)という。
役人の名前は弥生時代
一大卒は大陸の役人です。

平安時代の「枕草子」には
原文
虫はすずむし。ひぐらし。蝶。(※1)まつむし。きりぎりす。(※2)はたおり。(※3)われから。(※4)ひを虫。ほたる。
現代語訳
虫(で趣深いの)は鈴虫。ひぐらし。蝶。松虫。こおろぎ。われから。かげろう。蛍。
沢山の昆虫の名前も登場しています。
中国語で 鈴虫は 金琵琶,金钟儿 ですので
これら昆虫の名前は平安時代の日本人が付けた名前です。
漢字などから昆虫をイメージできるので、これらは平安時代に出来た言葉でしょう。
縄文時代・弥生時代には 虫 にまとめていたと思います。
平安時代には名詞や表現に用いる単語ながかなり増えたでしょう。
日本書紀の神話の始まりに クラゲ を 久羅下 と漢字で書いてあります。
中国語の海月、水母ではありません。
海に漂うぷよぷよしたものを古代から クラゲ と呼んでいたのでしょう。

日本語のルーツでは、他の国の言葉と類似する単語がある。
と言う事で、日本語の起源を他国の言語ではと考える説もあるようです。
しかし、日本語は日本独特の言語であって
縄文時代より徐々に発展した言語です。
平安時代の大和言葉は
漢字の意味を使って日本で新しい言葉が生まれました。
鈴虫 => すずむし などがその類です。

如何でしょうか?
これらのルールを理解すれば
もし私たちが弥生時代や縄文時代にタイムトリップしても
意外と、古代の人と意思疎通が出来るかもしれませんね。
ボディランゲージは現在も古代も共通でしょうから・・・

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