古代日本の歴史を謎解き

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日本神話 天地開闢~イザナギ・イザナギ

2020-05-31 11:48:48 | 歴史
さて「日本神話」のお話始まりです。
全てを紹介すると大変長くなりますので、流れがわかる程度にまとめます。
世界の始まり「天地開闢」
まだ、天も地もない世界で
・天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
・高御産巣日神(たかみむすひのかみ)
・神産巣日神(かむむすひのかみ)
三人の神様(三柱)
地上世界がまだ未成熟で、クラゲのように漂う状態であった時に
葦の若芽のように萌えあがるものによって出現した時
・宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこじのかみ)
・天之常立神(あめのとこたちのかみ)
ここまでを別天津神と呼ぶようです。
・国之常立(くにのとこたちのかみ)
・豊雲野神(とよくもののかみ)
産まれてすぐに隠れてしまわれます。
ここまでは、一人単独の神様ですが、次から夫婦(ペア)の神様が産まれます。
これから人に容姿に近づいた様です。
宇比地邇神(ういじにのかみ)・妹須比智邇神(すいじにのかみ)
角杙神(つのぐいのかみ)・妹活杙神(いくぐいのかみ)
意富斗能地神(おおとのじのかみ)・妹大斗乃弁神(おおとのべのかみ)
於母陀流神(おもだるのかみ)・妹阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)
伊耶那岐神(いざなきのかみ)・妹伊耶那美神(いざなみのかみ)
ここまでの神様を神世七代(かみよななよ)呼びます。
いずれも天空の高天原にてお産まれになられました。

何とも難しい漢字ばかりですね。
実は、クラゲ を 久羅下 と書いてあります。
現代では 海月、水母 と書きますが、クラゲとは発音しません。
大和 と書いて ヤマト と読むのと同じです。
漢字の意味より、クラゲ と呼び方があり、当て字で漢字をあてたのでしょう。
当時の人に、天も地もなく、地面がグニャグニャの状況を説明するには
クラゲをイメージさせる方がわかりやすかったのでしょう。


神様の数も三柱、五柱、七代と大勢ですが
現在の 七・五・三 の数字は平安時代でも重要で高貴な数字だったのでしょうね。
続いて、この日本の国土と日本の神様達を産まれた
伊耶那岐神(いざなきのかみ)・妹伊耶那美神(いざなみのかみ)のお話です。
わかりやすくするために
イザナギ、イザナミ と書いて進めます。

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