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先週のフェブラリーSは大方の予想通り、堅い決着。◎△△で三連単も的中して2023年のGⅠ開幕戦をいい形でスタートできた。この勢いを今週も持続させていきたい。

さて、今週は中山競馬場の芝1800mで争われるGⅡ･中山記念が行われる。昨年の勝ち馬パンサラッサはここでの勝利をきっかけにドバイターフでGⅠ制覇、それ以前にもこのレースの勝ち馬は国内外の数々のレースで好走を果たしていることから、今後を占う上でも注目度の高い一戦といえる。今年はGⅠ馬が3頭参戦でいつになく好メンバーが揃い、実力伯仲の熱い戦いが期待される。

◎ラーグルフ
混戦の中山金杯を1番人気で勝って本格化の兆しを見せるラーグルフ。クラシック戦線では皐月賞8着がある程度で結果を残せなかったが、ホープフルS3着で早くから活躍が期待されていた馬がようやく一線級と争える舞台に上ってきた。今回は多くの有力馬が休み明けなだけに、順調さを強みに強豪撃破を期待したい。

◯ダノンザキッド
昨年も出走し、1番人気に支持された馬（結果は7着）。その後も勝利から見放されているが、マイルCS→香港C連続2着など、着実に復調気配をうかがわせている。ここを勝てばドバイターフ挑戦の可能性も高まるだけに、完全復調に向けた陣営の渾身仕上げに期待。

▲ソーヴァリアント
素質を見込まれながらもケガで出世が遅れたソーヴァリアント。チャレンジCを連覇して一線級に挑むが、未知の魅力という点では随一の存在。前々走オールカマー13着は心房細動によるもので度外視できる。強敵を蹴散らし、GⅠ戦線に乗れるか要注目。

△シュネルマイスター
このところ精彩を欠くレースが続いているシュネルマイスターだが、NHKマイルC勝ちや安田記念･マイルCS2着など実績は豊富。中山も3歳時にディープインパクト記念弥生賞2着があり、マイル以上の距離でも問題なさそう。あとはいかに落ち着いてレースに臨めるかにかかっている。

△ヒシイグアス
昨年の宝塚記念以来8ヶ月ぶりとなるヒシイグアスは一昨年の覇者。7歳となったがまだキャリア15戦で掲示板を外したのも一度きりという堅実派。熱中症から立て直すのに時間がかかったが、実力はこのメンバーでも見劣らないだけに軽視は禁物。

◎ラーグルフ
◯ダノンザキッド
▲ソーヴァリアント
△シュネルマイスター
△ヒシイグアス

[買い目]
馬連
◎→○▲△△
三連単フォーメーション
◎○▲→◎○▲△△→◎○▲△△

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