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今年の小倉大賞典は去年のクラシック戦線を盛り上げたヴェロックスの始動レースということで注目したいです。先ずは過去のレース傾向を見ていきたいと思います。

 


小倉大賞典の騎手成績で目につくのが川田騎手の成績です。ここ6年で3勝2着1回という成績は素晴らしいです。基本的には前に行く意識を持っている騎手なんで小回り小倉は相性が良いのがわかる結果です。

小倉芝1800メートルの過去2年の血統的に見るとディープインパクト産駒が単勝回収率115%、ハーツクライ産駒が101%です。この2頭の産駒には注目したいです。

過去10年の小倉大賞典のキャリアに注目すると通算出走数が12戦以内の馬が3着以内率41.2%と17頭出走して7頭が3着以内に来ています。13戦以上の馬は3着以内率16.5%ということからもキャリア的には浅い馬が狙い目です。

 

 

 


小倉大賞典の前走別からはバラバラなんで選べないですが距離的には前走2000メートル以上を使った馬の成績が優秀です。小倉大賞典の過去5年で見るかぎり2000メートル以上を使った馬が4勝2着3回3着5回ということからも距離的には前走が2000メートル以上のレースの馬の好走が目立ちます。

これらを踏まえて今年の小倉大賞典の狙い馬を挙げていきたいと思います。

第1推奨馬はヴェロックスにしました。圧倒的1番人気になりそうですが鞍上が小倉大賞典を得意としている川田騎手。キャリア数、前走からも狙える馬です。クラシック戦線でも皐月賞2着、日本ダービー3着、菊花賞3着と高いレベルのレースで堅実な走りをしてきたのがヴェロックスです。前走の有馬記念では初の古馬相手のレースということもあり初の大敗となってしまいました。個人的にはピークが菊花賞だったかなと思っています。初の大敗で不安は少しはありますが小倉大賞典のメンバー相手ではキッチリ勝って欲しいなと期待しています。少しズブい馬で切れはない分川田騎手も前目で競馬するだろうし、小倉の勝ち方を熟知している川田騎手の騎乗に注目したいです。  

第2推奨馬はカデナにしました。
ディープインパクト産駒前走中山金杯からの出走ということです。後方からの競馬になる馬なんで展開には左右されてしまいますが今回はヴェロックスが早めに動くのを想定すると前の馬は潰されてしまい、後方からのカデナに向く流れを想定しました。小倉記念で2着に来てることからも小倉芝には問題ないですし十分狙える馬だと思っています。天皇賞秋では流石に相手関係強化で大敗してしまいましたが、前走の中山金杯では11着とはいえ0.6秒差ということで悲観する内容ではないです。中山金杯は完全な前残り、内が伸びる競馬ということを考えてもカデナの走りは評価できると思います。今回は少しでも後ろに向く流れになれば飛んできてくれると思っています。

 

 

 

第3推奨馬はジナンボーにしました。ディープインパクト産駒、前走がジャパンカップ、キャリア数も少なくて条件にも多く当てはまります。前走のジャパンカップでは相手関係、馬場状態からの大敗ということです。成績からもわかるように安定感はないですが能力は高い馬です。ポカはあるんですがポテンシャルが高い分気分良く走ると馬券に絡む馬です。軸にはしにくいですが相手には入れておきたい馬です。新潟記念での2着にしても決め手勝負の中で2着とよく走っています。後はシュタルケ騎手がどれだけ上手く乗れるかがカギを握るなと思っています。
凱旋門賞を勝っている名手ですし注目したいです。

今回の小倉大賞典はヴェロックスの走りに注目したいです。この相手関係なら格の違うレースを見せてもらいたいです。

 

 

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