今週も引き続き新潟・札幌の２場開催、日曜日にはレパードＳ・エルムＳと２場ともに重賞が組まれています。
日曜の重賞レースも楽しみですが、土曜日の札幌メインにも馬券検討も盛り上がりそうな名物マラソンレース、札幌日経オープンが組まれています。
例年この時期に札幌芝２６００ｍで行われるオープンクラスのレースで、
過去には菊花賞３着に好走したバンデ、ペルーサ、ルルーシュなど長距離界で活躍した馬を輩出しています。
勝ち馬以外でも２００８年の２着にはスクリーンヒーロー、２０１０年の２着にはホクトスルタン、２０１６年の２着にはトゥインクルがいるなど、
その後ＧⅠや重賞でも活躍した馬が好走を見せています。
今年の登録馬ではボスジラに注目が集まります。
ミヤマザクラ、ポポカテペトル、マウントロブソンの全兄弟となる良血馬で、今年の２月に３連勝でオープン入り。
その後阪神大賞典、目黒記念ではＧⅡの強豪相手に良いところを見せられませんでしたが、
オープン特別の今回はメンバーもこれまでよりは手薄となるため、改めて期待が集まります。
札幌も昨年の８月に１勝クラスを圧勝しており、洋芝適正も問題ありません。力関係を考えてもここは勝って賞金加算しておきたいところでしょう。
次に注目されるのが、ウインイクシードです。
今年の中山金杯で２着に好走、その後今ひとつな成績ですが、
実績馬ですので初の２６００ｍへの挑戦で距離適性がハマればここで好走してもおかしくありません。
札幌は昨年８月に３勝クラスを勝ち上がっており、得意のコースでオープン初勝利を挙げたいところでしょう。
３歳馬で人気を集めそうなのがヒュッゲです。
昨年１０月の未勝利戦では２着に１．１秒をつける圧勝、その後のエリカ賞でも逃げ切り２連勝を飾りました。
初の関東圏でのレースとなった京成杯では大敗してしまったものの、その後の白百合Ｓでは１番人気に応えてきっちりと勝利を収めました。
ここに登録してくるという事は菊花賞も視野に入れているという事だと思います。
古馬との対決は未知な部分がありますが、秋の飛躍に向けて、ここは楽しみなレースとなりそうです。
他にもメトロポリタンＳを勝ったウラヌスチャーム、前走横津岳特別を勝利した道営馬シンボ、五稜郭Ｓを勝利しオープンに挑むナイママ、
昨年丹頂Ｓを勝利しているポンデザールなどにも注目が集まります。
２６００ｍのレースという事で、対戦比較出来るデータ少なくいかに適正を見抜けるかが鍵となりそうです。
洋芝の長距離レースですので、血統などからしっかりと馬券検討を行いましょう！
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