新年あけましておめでとうございます！
さてさて、去年から引っ張っている、情報場デザインのシリーズ記事、続きを書いていきますね。
あなたは自分のフィールドのコントローラーになっている？ ～ノーコンセプトな箇所を意識化しよう！
現状ループに悩んでいる人は、情報場を意識化する思考を身に付けよう♡
生活環境であるお部屋にせよ、職場環境にせよ、人間関係にせよ、
それらには、それぞれの場があります。
そして、それぞれの場に対して、
既に自分の満足レベルが高い状態ならば、問題ないのですが、
ずっと引きずっている不満がある、
人を変えても、場所を変えても、
なぜか同じ問題がループしてしまう。
そういった悩みがあるとき、ほとんどの場合、
情報場という視点が欠落してしまっているんですね。
問題を寄りで見るのをやめて、自分の情報場を俯瞰すると、現状ループから抜けられる♡
よく、仕事術やお悩み解決の場において、
問題を俯瞰するということが提唱されていますが、
それってつまりは、自分と問題、もしくは相手のことを、
個別のものとして【寄り】で見るのではなく、
情報場単位、もしくは、ユニットとして捉えてみるということでもあるんですね。
前回記事でも書いたように、
自分の役割（キャラクター）というのは、実は、
設定されている情報場に合致する形で、
自分の脳が自動的に選び出し、
『自分はそれを担当する』と決めているものになります。
例えば、店員さんであれば、
店頭にお客様が来たら、
それこそ呼吸するレベルで、
お客様の対応をし始めるということです。
え、何言ってるの？そんなの当たり前のことじゃない？と思うかもしれませんが、
ここ、ちょっと大事なところなので、我慢して読んでみてください（笑）
無意識に任せていると、【場】によって自分の役割が決定される
お正月休みという、
自分という存在が、職場という【場】から離れている期間に、
おそらく結構ダラダラーッとリラックスして過ごした人って多いと思います。
それっていうのは、
プライベートという【場】においては、職場にいる時のように、
何かを効率的にこなしたり、頭をフル回転させて、 難易度の高いタスクをこなしたりということが、
そんなには要求されない【場】だからです。
つまり、プライベートという情報場に紐付く【自分】という役割を、
無意識に選び取っている訳です。
そして、明日が仕事始めという人も多いと思うのですが、
職場に行ったら、やはりもう無意識に、
テキパキとお仕事をこなす自分にキャラクターチェンジしていると思うんですね。
で、どちらが本当の自分かといえば、
どちらも別に偽りの自分ではないし、
そういった複数の役割の集合体が【自分】なんですよね。
自分っていうのは、そもそもが多面体なんです。
そんな感じで、人っていうのは、
その場その場に応じて、
オートマティックに自分の役割を着替えながら生活している訳です。
で、これは実は、
意識の仕事ではなくて、無意識の仕事になります。
（オートマティックなものは、だいたいにおいて、無意識領域の担当です）
無意識の学習機能と情報場の関係
つまり、人の脳というのは、
ある情報場に放り込まれたら、
そこから周囲の情報というものを無意識で収集し、
その場に応じた役割や行動というものをはじき出し、
出方や在り方として
勝手にアウトプットしてくる性質があるんです。
私たちが意識するしないに関わらず、
無意識というのは、ただひたすら、
環境（情報場）に適応しようとするんです。
無意識がやってくれることだからといって、
そこに全く負荷がないかといえば、
もちろん、そんなことはない訳ですが（笑）
とにかく、人の脳みそというものは、
環境に放り込まれたら、
そこに適応するための学習を無意識領域で
勝手に即座にし始めるんです。
ここでヒントにして欲しいのは、
自分の役割も、自分以外の人たちの役割も、
どちらも情報場に紐付いている、ということです。
前回の記事で、
自分の脳内のフィールドを意識化し、
そこを自分でデザインするという立ち位置を取ることが、
自分の人生脚本を自分で好きに変えていくこと、
そして、自分の宇宙をデザインするために
非常に大切なことなんです。
この視点がない、
つまり盲点になってしまっていることで、
自分の人生や環境が、いつも、
自分の意思とは関係ない方向に流れていってしまう、
だから、自分の対応力や忍耐力を
ひたすら上げることが至上命題になってしまっているという人が
あまりに多いんです。
と書きましたが、
そもそもの情報場に、どういうコンセプトを持たせるか？
自分は一体、どういう世界（情報場）に住みたいのか？属したいのか？
どんな人たちに囲まれたいのか？
そこを決めないままに、
オートマ設定の役割に振り回されていると、
結局、全ての選択が、
無意識のリアクションによるアウトプットなってしまうんです。
『問題を解決するために、自分の能力を磨く』という、
一見合理的に見える行動すら、
この、情報場を見る視点というものを忘れていると、
なんと、ただのリアクションにしかなってなかったりするんです！
そう、どんな能力を身につけるかも、
どんな在り方を選択するかも、実は、
情報場ありきなんです。
うーん、いまいちピンとこないなーという人に
おすすめしたいのが、es[エス]という作品。
スタンフォード大学で実際に行われた
心理実験を題材にした映画で、
これを観ると、体感レベルで、情報場と役割、
リアクションとしての出方・在り方のアウトプットの関係がわかると思います。
セッションの副教材に指定しようかな？というくらいオススメの作品。
ちなみに、ホラーではないけど、かなり怖いです（笑）
特に、自分の能力を磨くことや、
なりたい自分になることが苦行のように感じられてしまっている場合、
前回言ったように、それって、
そもそもサバイバルな情報場を自分が採用してしまっているからだったりするんです。
前提が、【人生=サバイバル】【生活=サバイバル】になってしまっているから、
アウトプットされる指針が、
【生存能力を磨かなくてはならない】になってしまっている。
これって、苦しくって当たり前ですよね（汗）
他者世界から、自分主体の世界へ移行するための重要ポイント
だからまずは、その前提を変えるんです。
つまり、自分の人生や生活環境、職場環境に、
どういうコンセプトを持たせるか？
それを決めるのが先なんです。
そんなの、自分で勝手に決められないよ！
決めても仕方なくない？
だって、問題はどんどん押し寄せてくるものだし…(>_<)
という人は、実は、自分がその環境を選んでいる、許容しているということに気付く必要があるんです。
最初はちょっと苦しいかもしれないけれど、
【自分が選んでいる、許容している】と本気で認められると、
リアクションモードから抜け出せるので、
一気に選択肢が広がります。
セルフトークが、
【問題が勝手に押し寄せてくる！だから、それにリアクションするので精一杯！！】
になってしまっているとき、
実は、本当は選べる無数の選択肢を、自分で遮蔽してしまっているだけだったりします。
（関連記事：そこにいること、そういう関係性であること、それぜーんぶ、アナタが同意していることなんです！！）
自然発生する問題へのリアクションで、
能力や忍耐力を磨きまくるということは、
その問題が発生する環境というものを自分自身が許容してしまっている
ということになります。
前半部分での説明に当てはめるなら、
問題が発生する情報場を、自らの意志によって選択し、その情報場に脳が必死に適応しようとしている
という状態です。
これは、
欲しい情報場を先に決め、そこに適応するために脳をフル回転させるということとは、
全く別のことなんです。
自分の向上心の前提が、問題解決なのか？
それとも、欲しい環境に紐付く自分になるための投資行動なのか？ということです。
この二つって、【向上心のある人】という印象においては、
パッと見、同じように見えるのだけれど、
実のところ、全くの別物だし、
受け取る結果も大きく変わってきます。
自分の向上心を苦しく感じしまっている人、
頑張っても頑張っても、なぜか苦しい状態がループしてしまっているという人は、
あれ？今の自分って、一体どちらの立ち位置にいるのかな？
と、一度識別してみると、
現実を住み替えるための大ヒントになると思いますよ♡
情報場＆向上心問題、あとちょっとだけ続きます（笑）
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