老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

京都の地価は学区で決まる ? 〜 「御所南小学校」

2019年12月14日 | 京都 &  東京の不動産

これは京都の不動産業者の方なら

どなたも仰ることだが、

京都の地価は学区で決まる、、、らしい。

冒頭の写真は、文字通り御所の南にある

京都でも屈指の名門小学校

「御所南小学校」。

京都の中心部の地価が周辺部にくらべ

異様に高いのも、

京都の中心部には、この御所南小学校や

御池中学、高倉小学校などの

名門小中学校があるから、、、、なのだとか。

下は、今月10月に出版された

大場 修(おおば・おさむ)さんの

「京都 学び舎の建築史 明治から昭和までの小学校」。

この大場さんは、同じく今年出版された

『「京町家カルテ」が解く 京都人が知らない京町家の世界』

の著者でもある。

京都 学び舎の建築史 明治から昭和までの小学校
大場修
京都新聞出版センタ―

「 京都市内では、明治2年、

全国にさきがけて学区制小学校が64校、誕生した。

これら、「番組小学校」と呼ばれた

小学校群の校舎の変遷をひもとく。

校舎がはるか遠く鎌倉・建長寺へ移築された嘉楽校、

室戸台風により明暗をわけた桃薗校・西陣校・・・など、

数々のエピソードを盛り込みながら、

重厚な木造校舎から

昭和初期のレトロな鉄筋コンクリート校舎まで、

多数の写真や図版とともに紹介。

出版社からのコメント

京都市内では、学校は「美」を学ぶ場所でもありました。

「一流品を子どもたちに」

と地元の画家や所蔵家は作品を寄贈し、

また校舎も「美」を意識して建てられました。

よく知られている京都国際マンガミュージアム(龍池小)、

京都芸術センター(明倫小)など文化財登録された建物もあります。

本書は、こうした京都市民の美意識の高さが感じられる一冊です。

著者について

大場 修(おおば・おさむ)

京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 教授(工学博士)、

専門は日本建築史。

【著書】

『物語・ものの建築史 風呂のはなし』鹿島出版会(1986年)、

『近世近代町家建築史論』中央公論美術出版(2004年、

同書で2006年日本建築学会賞(論文)受賞)、

『「京町家カルテ」が解く 京都人が知らない京町家の世界』淡交社(2019年)

【編著】

『京丹後市のまちなみ・建築』京丹後市(2017年)

【共著】

『阪神・淡路大震災と歴史的建造物』思文閣出版(1998年)、

『京・まちづくり史』昭和堂(2003年)、

『京都の近代化遺産』淡交社(2007年)、

『みやこの近代』思文閣出版(2008年)、

『日本の芸術史 造形編I』藝述学舎(2013年)、

『今村家文書史料集 上巻』思文閣出版(2015年)他がある 」(内容紹介)

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