老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

北京料理の老舗・東華菜館の店内

2019年12月11日 | 京都の食事処、京料理 & 酒場

冒頭の写真は、

鴨川に架かる四条大橋西詰めに建つ

北京料理の老舗・東華菜館の四階にある大広間の様子。

建築家ヴォーリスの唯一のレストラン建築、、、

ということでも知られ、

また、関西のテレビ局が

「現在の京都の様子」として定点観測的に流す

四条大橋の映像にも登場するので

建物の外観はよく知られているが( → コチラ )

店内(建物内)に入られたことのある方は

京都の地元の方を含め意外と少ない。

北京料理というと広東料理などにくらべ

日本人にはとっつきにくい、、、、とか、

今流行りのランチメニューという制度がない、、、

(対岸のレストラン菊水と異なり)

入りやすいカフェスペースがない、、、とか

理由はさまざまだろうが、

今でも現役で使われている

日本最古のエレベーターや

内部の意匠など

見どころ満載、、、、

一見の価値は絶対にあるので

未だ行かれたことのない方は

一度訪れられては如何だろう ?

下は、(鴨川を挟んでこの東華菜館の斜め向かいに建つ)

レストラン菊水の建物を表紙にした

建築史家の井上章一さんの名著、

「京都洋館ウォッチング 」とその内容紹介。

なお、このレストラン菊水の建物のある

京阪祇園四条駅界隈は

今年前年比43%を超える地価上昇を示し

話題となった場所だ( 詳細は → コチラ )。

京都洋館ウォッチング (とんぼの本) 京都洋館ウォッチング (とんぼの本) 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2011-11

「 三条通にレトロビルが多いわけ、ご存じでした ?

“東京遷都”以後、西洋の新風を貪欲に先取りしてきたこの街は、

実は近代建築が見どころ満載。

京都生れの建築史家が、かなりイケズな視点で案内する、驚き必至の建築ガイド。

井上/章一著

建築史家。国際日本文化研究センター教授。

専門は建築史、意匠論。風俗、意匠など近代日本文化史を研究。

建築、美人論、関西文化論、人形論ほか幅広いジャンルにわたって、

ユニークな視点で日本文化について発言している。

1955年京都府生れ。京都大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。

『つくられた桂離宮神話』(講談社学術文庫)で1986年度サントリー学芸賞、

『南蛮幻想―ユリシーズ伝説と安土城』(文藝春秋)で第49回芸術選奨文部大臣賞を受賞 」

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