ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

　日頃、疎まれて「軽老」を感じる多くの高齢者も”敬老の日”だけは、
いろいろと行事もあり主役となって気分よく過ごすことが出来ればいいのですが・・・
しかし、明日になれば、又普通の日常が始まります

そう言えば、先日も
”ジェントル・バレンタインデー”なるものが
９月にあるのを知りましたが話題にも上りませんネ・・・

片や、早やデパートやスーパーでは、
ハローウィン関連のグッズが段々と増えてきているようです。

日本人の多くがビンボーだったころ
祭りや行事があると日常とは違う料理や雰囲気が醸し出され
楽しかったことを思い出します。
幼いころは、お祭りには近所の天理教のオジサンが
御馳走を振る舞ってくれたことを忘れられません。

しかし、いつしか催事も洋風になり様変わりして
昔の村祭りのような素朴感が味わえなくなりました。

「そんなことを申し上げるアタクシも・・・
　　　　　　　　　　　ふる～い人間なのでしょうかねぇ・・」


そんな訳で今日も「敬老会」の演奏に出かけました。
昼食には”赤飯”がでたそうで皆様喜んでいらっしゃいました。
今日は、いつもにも増して皆様も陽気で笑い声を多く反応も良く
大変な盛り上がりで演奏も力が入りました。
やはり、色・金・の話は受けがいいようです。

自称８０歳を過ぎたというご婦人が
主人は”額の中”だと何度もおっしゃるので、
「おいくつで亡くなられたのですか？」と質問すると
「分からん・・・忘れた・・」と答えたられたので大笑い！

女性は元気です。
老婆の集団に「アナタも頑張らんと！！」と励まされ？
本日も楽しく訪問を終了しました。