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Saekoko ビバ!シネマ A to Z ~A アメリ ガーリーなフランス映画

最新の話題の映画から、古き良き映画まで!超個人的セレクトで解説していきます!ムスメは早くも高校生、自分もそんな年の頃からたくさんの映画を観続けてきました!ジャンルはいろいろ、タイトルのA to Zでご紹介します。原題、邦題の区別は曖昧ですがご容赦ください、、

Aから始まる題名の、、

https://youtu.be/BVbw9P3nWeM

You Tube より 「アメリ」予告編

アメリ / アメリプーランの素晴らしい運命 2001年4月公開 フランス映画

フランスはパリ・モンマルトルを舞台に、フランスで国民的大ヒットを記録。

あらすじ

神経質な元教師の母親と元軍医の父を持つアメリは忙しい両親にあまり構ってもらえず、両親との身体的接触は父親による心臓検査の時だけだった。いつも父親に抱きしめてもらいたいと思っていたのだが、稀な心音検査のたびに緊張し、アメリの心臓は早鐘を打つかのように高なるのだった。父はそんなアメリの心音を聞き、心臓に障害があると勘違いしてしまう。学校には登校せず自宅で静かに過ごすアメリ。周りの子供たちと遊ぶことなく距離をとり、やがて母親を事故で亡くすと更に孤独に。そんな中、ひとりだからこその想像力の豊かな少女に育っていったのだった。

周囲とは満足なコミュニケーションがとれない不器用さをもちつつ、成長して22歳となったアメリは実家を出てアパートに住み、カフェで働き始める。相変わらず一人遊びと空想にふける毎日を送っていたある日、アパートのバスルームの壁の中に前の住人の宝箱を発見。探偵さながらに前の住人だったブルトドーを探し出し、ブリキ缶に入った写真やビー玉など子供の頃の思い出を詰め込んだ宝箱を、彼の感激する様子を遠目に見ながら、こっそりと届けるのでした。

そしてアメリは、人との調和や幸せを見つけ出すことに喜びを感じはじめ、歳を重ねて出不精になった父親に旅の楽しさを思い出させたり、時には意地悪な人間をこらしめるためにちょっとした(?)イタズラをしたりで周囲の人々を幸せにしようと奮闘する。

そしてそして、ついにアメリにも気になる男性が現れた。その彼、ニノの置き忘れた証明写真コレクションのアルバム(←おかしな収集癖があるらしい。作品はとても面白いです)を拾ったアメリは、彼に近づくチャンスとばかり、宝探しめいた謎のメッセージをニノに送り続けるのでした。

しかし、後一歩を躊躇し、ニノの前に出られないアメリ。ニノはアメリからのメッセージに振り回されながらも彼女のアパートへと近づいていくのだが、、。

ストーリーや映像、話の展開するテンポなど、とても美しくまた個性的。現代に置き換えれば、まさにインスタ映えの連続。ファッションやインテリアのお手本にもなります!恋する相手への連絡の手段が電話ボックスだったり、メモをそっとポケットに入れたり、そんなもどかしさも自分にとってはなつかしく、スマホでさっとコミュニケーションが当たり前の今、むしろ新鮮にうつるハズ♪

 

監督:ジャンピエール・ジュネ■■■

アメリにおいてもガーリー過ぎない独特の世界観とブラックユーモアがgood!

  • 2014 天才スピヴェット※
  • 2012 メリエスの素晴らしき映画魔術
  • 2005 マダムと奇人と殺人と
  • 2005 ロングエンゲージメント※ アメリ役のオドレイトトゥ主演
  • 1998 エイリアン4※

 

アメリ:オドレイ・トトゥ■■■

1976年生まれ フランス

  • 2016   エタニティ※
  • 2013 ニューヨークの巴里夫※
  • 2011 ナタリー※
  • 2009 ココ・シャネル※
  • 2004 ロングエンゲージメント※ アメリ 監督 ジャンピエール・ジュネ 作品

 

ニノ(恋人役):マチュー・カソヴィッツ■■■

1967年生まれ フランス  役者だけではなく映画監督業も。ジャン・レノ主演の「クリムゾンリバー」も彼の作品です。監督作品など調べてみると、初期の作品も見応えありそうです。まずは、出演している3作品をおススメ。

  • 2011 エージェント・マロリー※
  • 1999  聖なる嘘つき※
  • 1997 フィフス・エレメント※

※U-NEXTで視聴できます!

おまけ

映画の中で、アメリの幼少期のシーン。月日が経つのを表すのに庭に置かれたぬいぐるみが朽ち果てていくのがブラックだ、、

 

Aから始まる題名の映画、5選! こちらもCHECK!

注)再生できません。すべてU-NEXTで視聴できます!

「アンジェラ」

2005年 フランス映画 リュックベッソン監督

 

「アイズワイド・シャット」

1999年 アメリカ映画 スタンリー・キューブリック監督の遺作

トムクルーズかぁという思いは個人的にありましたが、監督がきれいにまとめています。 

「あなたへ」

2012年 日本映画 名優 高倉 健 主演。脇を固めるのもビートたけし・SMAP草薙剛君などなど出演しており、ほんわかしたロードムービーというだけには収まらないところが魅力的です。

「アーリーキャット」

2016年 日本映画 窪塚洋介 主演 個人的に大変好き、、ヒロインは冴子さんなので、サエコって呼んでくれる、、って嬉しい映画。(。-人-。) ゴメンネ。後味あまりいい映画ではないけど、人間味あり。火野正平さんがさすがの迫力あり。

「愛の渦」

2014年 日本映画 三浦大輔 監督作品。最近この監督の作品を好んで見ています。剥き出しの人間模様かなぁ。門脇麦ちゃんの体当たり演技がスゴイ。窪塚洋介さんがカッコよく出演しています。賛否両論有な映画。私は賛。

ここまでお読み頂き、有難うございます!これからも、ひねりの効いた映画のご紹介をしていきます。

予告■■次回はBから始まる題名の、、お楽しみに!!

では、またね☆!