集団指示の理解が苦手なお子さんについて | コーチング1グループ大阪 発達障害ブログ

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皆さんこんにちはビックリマーク

少しずつモミジも色付きはじめ、

冷たい風が身に染みるようになってきましたねもみじ

体調を崩さないようお気を付けくださいかお


さて、今回は集団指示についてです。

集団指示とは、個別にではなく、クラス全体にむけてなど、

集団に対して出された指示のことです。

発達障害のお子さんの中には、
この集団指示の理解が苦手なお子さんがいます。
ただ、一口に「集団指示の理解が苦手」といっても、
実はいくつかのタイプに分けることが出来るのです上差し
今回は主な4つのタイプについてご紹介しますニコニコ


1自分に指示されていることに気付いていない真顔

先生がクラス全体に向けて指示を出す場合、
主語が「みんな」などと曖昧になってしまう事が多く、
誰に対して話をしているのかや、
話の対象が誰なのかが分かりにくくなってしまうことがあります。
また、「○○くん」と個別に話しかけられていないので、
その話が自分に向けられたものだと思わず、
話を聞こうとしなかったり、聞いていても実行しないという事があります。


2気が散って話を聞けていないうーん

気が散りやすく、集中することが苦手なお子さんの場合、

先生の話をしっかり聞かなければいけないということは分かっていても、
その時々の周りの様子や、自分のやりたいことなどに気を引かれ、
先生の話を集中して聞くことが出来ていないという可能性があります。


3言葉の意味を理解出来ていないえー?


言葉のニュアンスや、意味を掴むことに苦手を抱えているという場合、

本人なりに先生の話はしっかり聞いているのですが、

話で出てきた抽象的な表現や、言葉の意味についての理解が不十分であるため、

結局何をしたらいいのかが分からず、指示通りに動くことが出来ないということがあります。


4短期記憶が苦手ショック

耳から聞いた情報をしばらくの間憶えておくといった短期記憶が苦手な場合、
話がダラダラと長かったり、一度にいくつかの指示をだされると、
最初の方の話を忘れてしまったり、

話の前後関係や流れが分からなくなってしまうことがあります。

 

 

タイプが違えば、サポートの仕方も違ってきます音譜

集団指示の理解が苦手でお悩みの場合は、

まずはお子さんのタイプを掴むことから始めてみてくださいニコニコ

 

次回は、集団指示が聞きやすくなる工夫やサポート方法を

ご紹介したいと思いますひらめき電球

 

 

 

 

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