集団指示の理解が苦手なお子さんについて② | コーチング1グループ大阪 発達障害ブログ

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皆さん、こんばんはビックリマーク

また一段と寒くなってきましたねあせる

そろそろコートやマフラーなどが

欠かせなくなりそうです手袋

 

さて、今回は集団指示が苦手なお子さんに対する

サポート例をそれぞれのタイプごとにご紹介しますひらめき電球

 

1自分に指示されていることに気付いていないタイプ真顔

まずは、どんな時に話を聞かなければいけないのかを確認してあげましょう

例えば、「授業中先生が前でお話をする時」や、「お友達が前で発表する時」などです。

また、お話を始める前に、先生から「○○さん、お話を聞く準備は出来ていますか?」

などと声掛けを行ってもらい、これから話を聞くのだという意識付けを行うとよいでしょう。

 

2気が散って話を聞けていないタイプうーん

このような場合は、話を聞く際の姿勢やルールを決めます。

例えば、「先生の顔を見ながら、背筋を伸ばす」「手は膝におく」などです。

窓の外の様子などが気になってしまう場合には、

カーテンを閉めたり、外が見えないような座席に設定してもらうと良いでしょう。

また、話をしながら先生にこまめに目をあわせてもらったり、

「○○さんしっかり聞けていて偉いですね」と本人または

周りの生徒に声をかけてもらいましょう。

こうすることで「今は話を聞く時だった!」と思い出すきっかけになります。

 

3言葉の意味を理解出来ていないタイプえー?

ポイントは、簡単な言葉で話をしてもらうことと、

分からなかった言葉について確認できるようにするということです

ですので、先生にお願いをして指示語の利用を出来るだけ抑えて、

簡単な言葉で話をしてもらうようにしましょう。

また、分からない言葉が出てきた時は後から質問できるように

メモをする習慣を付けておくことも良いですね。

 

4短期記憶が苦手なタイプショック

短期記憶が苦手な場合、長い話などは最後まで覚えられないことが多いです。

ですので、まずは先生のお話自体を、手順や流れごとに区切って

話してもらうのが良いでしょう。可能であればそれらの話のポイントを

黒板などに簡単にまとめてもらえると、理解度がさらに上がる可能性があります。

また、忘れないように自らメモを取る習慣を身に付けておくと良いでしょう。

 

今回は集団指示の理解が苦手なお子さんについての

サポート例をご紹介しましたにひひ

集団指示が理解し辛くてお困りの方は是非参考にしてください音譜

 

 

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