豪雨被害の住宅団地 山側にセンサー設置 広島 熊野町
2020年2月19日 17時57分西日本豪雨
おととしの西日本豪雨による土砂災害で12人が亡くなった広島県熊野町の住宅団地の山側に土石流の兆候を検知するセンサーが設置され、住民らに公開されました。
熊野町川角の住宅団地「大原ハイツ」では、おととし7月の西日本豪雨で土石流が発生するなどして12人が亡くなりました。
今後、大雨の際に新たに土石流が発生するおそれもあるとして、広島大学などは近くの斜面に土石流の兆候を検知するセンサー10個を設置しました。
センサーは地中に突き刺したパイプの地表から20センチの高さに取り付けられ、パイプの傾きから地盤の動きを計算して土石流の兆候を検知するということです。
19日は広島大学防災・減災研究センターの土田孝センター長がセンサーの設置場所や専用のウェブサイトでデータを閲覧する方法などを住民の代表に説明し「大きな変異が観測されたら待ったなしで避難してほしい」と呼びかけました。
説明を受けた小川直明さん(70)は「もう少ししたらまた雨が多い時期になる。いろんな情報を早めにキャッチし、できるかぎり早く危険が迫っていることを察知したい」と話していました。
今後、大雨の際に新たに土石流が発生するおそれもあるとして、広島大学などは近くの斜面に土石流の兆候を検知するセンサー10個を設置しました。
センサーは地中に突き刺したパイプの地表から20センチの高さに取り付けられ、パイプの傾きから地盤の動きを計算して土石流の兆候を検知するということです。
19日は広島大学防災・減災研究センターの土田孝センター長がセンサーの設置場所や専用のウェブサイトでデータを閲覧する方法などを住民の代表に説明し「大きな変異が観測されたら待ったなしで避難してほしい」と呼びかけました。
説明を受けた小川直明さん(70)は「もう少ししたらまた雨が多い時期になる。いろんな情報を早めにキャッチし、できるかぎり早く危険が迫っていることを察知したい」と話していました。