””【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース""
松井玲
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FOMC来年の据え置きも示唆、15日の発動見送りに「望み抱く」
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プルマタ銀の株取得合戦、BofAも収入増見込む、ウィーワーク
FOMCは経済活動が緩やかなペースで拡大しているとし、2020年いっぱい政策金利を据え置くことを示唆。米国株はこれを好感する形でした。
一方、パウエルFRB議長が金融政策を幾分緩和的に維持する姿勢を示し、ドルが下落。日本市場はこれをどう消化するでしょうか。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。
① 「不確実性は続いている」削除
米連邦公開市場委員会(FOMC)は、フェデラルファンド金利の誘導目標レンジを1.5-1.75%で維持することを決定。声明は「委員会は現在の金融政策スタンスについて、経済活動の持続的な拡大、力強い労働市場、および委員会が目指す対称的な2%目標付近でのインフレ率推移を支えるために適切だと判断している」とした。前回の声明にあった見通しへの「不確実性は続いている」という文言は削除された。
② 発動せずに「望み抱く」
中国が大豆に関して追加関税を除外する手続きを取ったことは、米国との農産物貿易での進展を示すものだと、パーデュー米農務長官が記者会見で述べた。米中の広範な貿易協議の第1段階合意に向けて続く交渉で、中国による農産物購入規模についてどの程度話し合いが進んでいるのか、自分は詳細を知らないと発言。期限である15日に米国が対中追加関税を発動しないことに「望みを抱いている」と語った。
③ SMFGと競合
④ トレーディング収入増を予想
米銀バンク・オブ・アメリカは、10-12月期にトレーディング収入が持ち直すと見込んでいる。ブライアン・モイニハンCEOが投資家との会合で、前年同期比で7-8%増を見込んでいると発言。債券トレーディングの収入増がけん引するという。シティグループやJPモルガン・チェースに続いて、明るい見通しを示した。
⑤ 売却で資金確保狙う
シェアオフィス事業を展開する米ウィーワークは、オフィス環境の管理サービスを提供するマネージド・バイ・キューの売却を協議している。事情に詳しい関係者が明らかにした。ウィーワークは8カ月前に同社を取得したばかりだが、売却で資金を確保し、中核事業に再び焦点を合わせる態勢を整える。
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