14日間の待機となる状況は、その前後の対応がとても難しい

雑記

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私の職場でも、いつその影響が出てもおかしくないという状況が迫ってきたことは、非常に難しい時代になっているのだと実感します。

もちろんこれは例のウィルスの件になりますが、もしこれが自分、又は関係する他者いずれかが感染した場合、濃厚接触が疑われるのであれば14日間の自宅待機等を言い渡されることになるのが、私の職場でのケースです。

でもこの14日間というのは、無茶苦茶な程に厄介極まりないのですよね。色々な意味で影響が大きすぎるのです。私の場合はシステムを取り扱う事もありますので、その点だけを抜き出すだけで凄い影響があるのですよ。

まず感染者が出た状況になる前の対応として、14日間の業務停止となった場合を考えて、その影響度に応じたシナリオを予め決定しておく必要があります。例えば14日間は機器のメンテナンスが出来ないので、電源を落としておくなどの必要が生じるなど、その時にどう動くかという事を決めます。

そして感染者が出た場合はそのシナリオを実行し、14日間の業務を停止して自宅待機に移ります。これは感染者が他者である時の想定です。

その後、14日後に職場の復帰が認められた場合、14日間の業務を停止した影響に応じて、機器を復旧させることになるでしょう。

ただしシステムという観点から言うと、この14日間の空白はシステムの復旧に非常に時間が掛ることを念頭に置く必要があります。何故なら14日間に動作する予定であった処理がなされていないのですから、それをどうにかして動かすか、又は動かさないでどうにかする必要があります。つまり普通に機器の電源をONしただけでまともに動くのかすら分からないんです。

事前にそれを出来るようにすることが仕事とも言えるのですが、とてつもなく複雑に絡んでいるシステムというのは、作った人ですら分からない事が多いのですよ。ましてや数年前に作ったシステムなんてものはほぼ忘れてるし、長年とシステムが動作することによって、環境が変わり果てている事なんてザラです。

つまり14日間とシステムが停止する事なんてそもそも想定外ですから、想定外の未知の対応をする必要があるのです。

これらを考えるだけでも、14日間という業務停止についてはシステムへの影響が甚大ではなく、困った事になりかねません。つまりこの14日間の縛りというのは、多くの方の業務において、その様なことが起こり得るのではないかと思っています。

ですが感染拡大を防ぐには対処が必要であり、14日間の待機をしないのであれば、それ以上の影響が生じることになります。

そしてテレワークの潮流が来ており、人との接触を避ける方向となっていますが、これは素晴らしいと考える反面、また難しい状態となってしまったと思う所があります。何故なら、今後に多数の人員が集まってやる業務だってあるからです。でも今の状況が続くと、それが破綻してしまう可能性があるのです。

ただしこの部分はこれ位にしておきますが、とにかく、14日間という縛りが発生するのは非常に難しい事態が発生するというのが私の所感です。予めそのシナリオを整理しておく必要があり、それに対応しなければならないという局面が来ているのかもしれません。

業務が出来なければ、結局のところで投資もできません。引き続きではありますが、私生活、そして仕事と共に、今できる最善を尽くすしか無さそうですね。

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