草津&万座温泉での湯治滞在を終えたが、折角なので何処かでプラスαのお楽しみ ― 帰京の前に別の温泉地に寄れないか ―、を物色していました。結果、挙がってきたのが今回の表題の温泉ホテルです。

 
万座ホテル聚楽のバスで送ってくれた軽井沢駅界隈は、朝方まで味わった吹雪の高原とは打って変わり積雪もゼロ。
ならば、長年憧れていた軽井沢別荘地エリアを颯爽とサイクリングで周遊する絶好の機会じゃないですか。丁度駅前にもレンタル店があるし。

いざスタートして徘徊を始めたが、この期間の万平ホテルは平日は完全休業、旧軽井沢メインストリートも人まばら… 散策しやすいという事でもありますが。

しかし空気がメチャ冷たくて敵わず、1時間程度で返車してしまった。冬季は休業しているレンタサイクル店もあるのも合点がいく。しかし、タイ人グループが楽しそうに乗り回していたを見ていて、こっちも悦な気分を分けて貰った感じだ。

友好を示す国からの人達が、マナーを損なわず楽しんでくれるならば勿論ウェルカムですから。

 

と、思ってたらこの記事を書いている本日こんな新聞記事が…

 

タイ、日本への渡航自粛を自国民に要請 観光に影響も

 

過度な中国依存などしてるからこうなるんだろうに…

 

さて、軽井沢を後にして、佐久のホテルへ向かいます。しなの鉄道に乗り小諸駅でJR小海線に乗り換えるというローカル鉄道の旅。窓辺からはこれでもか、というくらい浅間山の雄大な景色が味わえました。
こっちは小海線途中の佐久平駅から。
オッ! と反応してしまった中吊り広告。
 
最寄り駅の北中込で下車し、徒歩4分と公式HPに書いてあったが、案内板も無く、えらい遠回りをして宿泊地に辿り着いた。

この沿道を数年前の温泉巡りで通って、なんか楽しそうな温泉ホテルだなという記憶がインプットされており、そんなよしみが時を経て今回のご縁となったのです。

 

真向かいにリサイクルショップや、すたみな太郎があったりで、ほんの数日高地の温泉宿に居ただけなのに、久々に下界に降りてきた気分(笑)。

 

ホテルは、ロビーのだだっ広さに対しソファが少なくて、まず、「?」(はてな)感を抱いてしまった。それでもシャンデリアの明かりできらびやか。写真を撮り忘れたけど、暗くなってからは屋外も派手な照明により“ゴールデン”さが醸し出されていました。

 

今宵も、背中の術痕に優しいベッドの部屋。初めての海外旅行で泊まったホテルがこんな雰囲気だったので、なんか感懐を抱く。

窓の外は、ここでも浅間山の雄姿。壁に掛かった絵に見えなくも、…ない?

廊下の窓からは八ヶ岳が眺望できた。このホテルを軸にして北に浅間山、南に八ヶ岳が対峙する形で聳えているという好立地な訳です。

 

ここの温泉に関しては、日帰り入浴も積極的に受け入れている所という認識は持っていたが、外来用ロッカーも脱衣場に数列並んでおり、休憩の大部屋もあって、スーパー銭湯さながらでした。

地下1,300mのボーリングで味わう塩化物-ナトリウム泉。強酸性温泉湯治の後の仕上げ湯として、アルカリ性の温泉に浸かってバランスが取れるなー、と考えていたらPHは6台の中性なのだと。まあ、気にすることでもないが。

 

それにしても、水面近辺の岩に付く析出物が真っ白なのが興味深い。

ややぬるめの洞窟風呂。ここも白・黒のコントラストがくっきり。

半露天エリアに歩行浴の浴槽があって、レッグランジ(陸上競技走者のトレーニング法の一つ)や左右回し蹴りモーションで前進、で何往復もして、リハビリトレーニングと気取ってみた。片足になった瞬間に結構ふらついたので、過負荷にならない程度で体幹を鍛え直すには良い気がします。

夜は~23時迄、朝は5時~なので、24時間入浴可ではないが、存分に利用できた。

 

宿泊プランは朝食(ビュッフェ)付き。佐久の地物野菜ふんだんで栄養も取りました。

食用の鯉の産地として有名な佐久ではあるが、このホテルでは夜の懐石料理を頼んだ場合にちょこっと出てくる程度の様でした。

 

ルームキーのこれでも眺めて良しとしておきなさい、って事でしょうか?

 

いや、佐久に来たからには必ずどっかで食べてやる~!

 

 

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