3月下旬の3連休を伊豆半島で過ごしてきました。

 

実は、椎間板ヘルニア手術後の経過が予想外に良ろしくなく、自転車通勤等で日々外出はしていたが、歩く為の筋肉が哀しいほどに損なわれてしまっておりました。脚の激痛が生じたのが9月下旬なので、半年ほど鈍りまくっていたという事。

それでも例年より暖かいこの冬場、3月上旬から少しずつ近所周りの散策時間を増やしていき、軽めのハイキングに今回、恐る恐る挑む事になりました。

 

伊豆半島の付け根位置にある 中伊豆三山 と呼ばれる狙い目の低山を、あわ良くば周回してみようかと。スタートは 道の駅 伊豆のへそ で、狩野川沿いの土手を歩き、小坂みかん園の入口看板のある車道に入っていく。

 

舗装道路は程なくして急坂に変わり、小坂みかん園の駐車場に着く。30台は止められそうなキャパだ。葛城山まで往復するだけなら、ここまで車で来て登るのが手っ取り早いが、 城山・発端丈山を含めた周回を試みているので…

 
その後は直登ルートをまっしぐらに進んで行くことになる。
ここ2週間は、隔日でチャリ通勤途中の約2kmを徒歩に変えたり、先週末は片道4km歩いて買い物をしたり(これは2日ほどダメージが来た)で、急ごしらえの脚慣らしを敢行。この久々の山歩きの感触としては、意外なほど、苦も無く進めている。
場所柄、富士山を覗く風景にも元気付けられたし。
 
駐車場から30分で、かつらぎ山登り口 と書かれた分岐点に入る。
その先でやや脚が張ってきて、よろけ加減になることが2度3度。半年前は、あのジャンダルムを踏破した猛者な筈なのに(苦笑)。
 
それでも呆気なく山頂らしきアスレチックフィールドが見えて来たではないか。
 
ウォ~! 改めて鮮やかな富士山がお目見えだ。
この日は全国的に強風が吹き荒れ、東北新幹線も一時ストップするほどで、この山頂に立つのもちょっと辛いものがあった。ロープウェイの運航開始時間前という事もあり、完全に俺一人状態。飲食店のスタッフもまだいない様だった。
 
際まで近付いてみると更なる絶景を独り占め。中央よりやや左の三角の島は、マリンパークの淡島で、駿河湾を含めた雄大さまで味わえてしまえました。
手前の山々は沼津アルプスといわれるところ。
 
ロープウェイ乗り場と一体化したデッキはその名の通りの 富士見テラス。暖かいコーヒーでも頂きたいところだったが。
 
城山方面の道案内がよくわからず、適当に散策コースを歩いてみたところ、それらしき道を見つけたのに立ち入り禁止のロープが張ってあった。
よし、ならば周回は諦めてこのまま登ってきた道を降りてしまおう(笑)。マジでそれ以上歩いた場合、何処で脚が動かなくなるか不安があるし、今はこれほど登れただけでも満足といたしましょう。
 
下りも当然ながら急勾配。手堅く登山ステッキを使い、ゆっくり降りていきました。
 
<当日の行程>
道の駅伊豆のへそ6:30→6:52小坂みかん園入口→7:03小坂みかん園駐車場→7:31かつらぎ山登り口→7:57葛城山8:25→9:11小坂みかん園駐車場→9:43道の駅伊豆のへそ
 
 
都合3時間も歩けちゃった。翌日以降にどの程度筋肉痛が出るかわからないが、ようやく動き始めた第一歩。
 
椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛に苛まれてきた訳ですが、台所で立ち仕事をするのも辛い日々で、リリカという神経痛を和らげる薬が効き出してきたのは、服用始めて1か月以上経ってから。しかし杖が手放せない事には変わりはなく、痛む箇所とか、痛みの質もチョコチョコ変わって来るんですよね。
 
椅子で脚を曲げた状態にしている ⇔ 寝るときに脚を延ばす、という態勢のチェンジをする度に、ビリビリ痺れが来るし、伸ばし続けている脚の痛みで目が覚めてしまった事も何度かあったな…
 
その後、年明けにようやく手術をして、神経に悪さをしていた奴を取っ払ったので、もう痛みから解放されたかと安堵し、草津温泉あたりの温泉街散策も無難に出来ていたのに、それから数日経ったら、今まで痛かったのと反対側の脚の痺れ・痛みが発生して愕然としてしまった。
 
プロレスごっこしたことある人ならわかってくれるかもしれないが、アキレス腱固めを掛けられている時の様な痛みなんですよ。
 
主治医は、術後も残像の様に痛み・痺れが出ることはあると言っていたし、ネットで同様な経験をしている人の存在も知ったので、ひたすら収束していく事を願っていました。
 
今も痺れが時折出る訳ですが、とにかく復調の感触を得た、という事になります。
 
 
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