西伊豆・雲見温泉から、海岸沿いに南下。
半年前に閉園となってしまった様だが、波勝崎苑跡地は、引き続き猿の楽園のままになっていた。
その後、やや内陸に入って下田観音温泉の日帰り入浴を利用。
敷地内のゆったりした木道を降りて行くと、強アルカリ泉質の日帰り入浴受け入れの温泉棟・観音プリンシプルに辿り着く。
写真撮影不可なので公式HPのものを失敬しますが、空の明るさを反映してか、この写真と違わぬ明るい空間でありました。
心地良いそよ風の下、寝湯仕様になっている露天風呂でのんびりだらりんで過ごす。丘から景色を見下ろすシチュエーションになっているのです。
PH9.5という評判通りのヌメリの湯触りと、塩味の効いた飲泉テイストを楽しめ、ダテに入浴料のお値段が張る訳じゃあないなー、と(笑)。
こちらも同ホテルHPより拝借した図だが、よく手入れされた広大な敷地内に、宿泊棟・宿泊者用浴場・農場が散在し、源泉櫓も三本も立っているというプチ・楽園の造りになっている様です。
ゴルフコースでもないのに移動用のカートも常備されていて、天晴れでした。
さて、伊豆半島の先端部・下田に移動します。
道の駅は激混みで、目当てにしていた回転寿司店も諦め。駐車場には入口→出口を2度もぐるぐるして、やっと止められたほど。
道の駅から歩くには少し距離があるが、このみなと橋を渡って開国・開港の象徴とも言える下田の市街地を散策してみます。
昭和チックな商店が蔓延る街並み風情は期待を裏切らない。
平滑川沿いの道がペリーロード。食事処も川沿いに並んでいて風流です。
よそ者の大集団にいきなりこんなところを行列行進されて、どんな気分だったでしょうかね(笑)
幸か不幸か、今現在コロナウイルス禍にあって、わが国も鎖国状態になっています。国策としての行き過ぎたグローバリズムは、日本製品・日本企業の衰退を招き、日本人同胞の雇用を破壊し、他国(大方、中国)を利するという摩訶不思議な事をここ20年来続けている訳です。
そんな歪みを正す絶好のチャンス、と唱える言論人たちがいるのに、あの時「日本を、取り戻す!」と約束して再登板した国家元首は正しい方向に導いてくれるのだろうか?
何で安倍政権を批判する人たちって、こういう深刻な話にはダンマリなのでしょうかね? ラサール石井とか、小泉今日子とか、何か言って頂戴よ。
そんな時期にこの下田を訪れたのも、何かの縁だったかも。
さて、折角なので駅前にそびえる寝姿山に行ってみることにしました。
手軽なので利用したロープウエーは家族連れが多く、唯一、この時の3連休で“密”な領域に入ってしまった。
おお、期待通り。下田港の爽快な景色が見下ろせる!
向こう側に佇む須崎半島の先端部の温泉宿に泊ったことがあった。伊豆半島は全体として、改めて温泉地分布が凄まじいと感じます。
どっち方面、を表す標識。「台北」が記されていることに微笑みが誘われた。
ここも砲台になっていた訳か…
オマケの写真は、近くなので寄ってみた入田浜海水浴場。
勝手に白状すると、学生時分のサークル夏合宿で離岸流にさらわれ、死を覚悟した所縁の場所なんです(苦笑)。
訳判らないまま隣の海水浴場の浜に生還した訳だけど、強波で途中に出くわした磯場に叩き付けられるのでは、という恐怖が、未だ心の片隅に残っているのです。
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