三朝温泉を後にしたら、目指すのは浦富(うらどめ)海岸

日本海の奇麗な海で、お魚さんを眺める旅程も入れていたのだ。

一応2週間くらい前のネット調べでは、山陰では、特にコロナ禍による閉鎖される海水浴場類の公表がなかった記憶なので安心していたが、4連休直前で状況が変わったのだろうか、近くのビーチがこの有様…

以前、潜った城原海岸の駐車場もロープが張ってあり、最悪、諦めか。

…と、覚悟しながら今回目当てにしたスポット・鴨ヶ磯を見つけると、駐車OKになっていた。ホッ!

 

遊歩道階段をどんどん降りていくと、良さ気な磯場が見えてきます。

パラパラと海水浴客がいる。立入禁止になってないことを確認。ヨッシャ、潜れるぞ~!

入水開始し、浜辺近くは魚影も少なく、小魚がチョロチョロという感じだ。でも、久々に海に入れた喜びは格別です。

この浦富海岸と言われるエリアは、景勝地として著名でもあるだけに、遊覧船もやってくる。

磯場に沿ってお魚さんを探しているうちに、隣のビーチに紛れ込んでしまうのは、よくあることなのです(笑)。

 

ようやく深めの良スポットを見つけ、石鯛の雄姿も確認。日本海側に潜りでは、ほぼ100%の遭遇率なのです。メジナの群れに紛れて泳いでるパターンが多いですね。

砂地でエイさんも見れてラッキーでした。

 

時折薄日が差し込む陽気でしたが、1時間ほど遊泳していると肌寒くなってきて、撤収としました。

ちなみに、家族ぐるみの大人数で陽気にやっていたのは南米の人たちの様でした。ウ~ン、これはアウトじゃないかと。旅行者ではなく、おそらく日本に居住している人達と推測するが、日本人のルール・エチケット順守の気質とはやはり相違がみられますよね。

 

さて、浦富海岸が鳥取市に近いこともあって、これまで未湯だった温泉銭湯に入ることにしました。鳥取駅界隈に4件ある様で、日乃丸温泉という処を利用。

昼下がりのためか、ガラガラの浴場。成分濃厚そうな湯色にうっとりです。

しっかりと浴場の縁に成分コーティング、しかも床にドバドバとオーバーフロー。

新たな他客が入ってくるまで、ゴロ寝で楽しんじゃいました。

歓楽街の中に立地していますが、「吉方温泉通り」という名前がある通り、しっかりとした温泉文化が息づいているのでしょうね。噂には聞いていたが、ここまでの良泉のある市街地だとは思いませんでした。嬉しい誤算です。。

 

これで、大体山陰地方でやりたかったことは終了。あと1日残しているけれど、山陽側に戻ろうかと思います。

その前に、鳥取大学前のビリーブという店でオムバーグに舌鼓。デカ盛りで有名な店で、チャレンジも考えていたのですが、土壇場で怖気づき、普通のメニューにするという不戦敗を献上。

でも、普通に美味しかった。梅雨、明けたんじゃないの? と思わせるくらい晴れ間が広がって、店内冷房も心地良かったし。
 

 

実は、四国に渡って、徳島の剣山(これも未踏の百名山)を踏破出来ないか、という考えがもたげていたのです。通常ならば、三日目の夜には登山口に到着でき、明け方からそそくさと登れば、徳島で他に訪れたかった2~3の所も用事済ませて淡路島経由で神戸に戻る、ができる筈。

そんな思惑で、とりあえず山陽側・姫路方面に南下して瀬戸内海を渡る機を見計らうことにしました。

 

しかし…

この時は、何と三好市など、剣山近隣に見事に大雨土砂災害警報が出ていたのです。すでに、道路閉鎖箇所があるとの事。

何でこんなタイミングで… 1日ずれろよ。そもそも何で梅雨前線がいつまでも西日本にくすぶってるんだ?

 

結局、相生の海の駅駐車場泊まりで、四国行きは断念。翌朝の空を見ても、どこが大雨降る空なんだ? と腑に落ちないながらも、最終日は粛々と神戸に戻りました。

ここで剣山をやっつけていれば、百名山制覇がずっと楽になるし、その含みで今回の旅の基点を神戸にしたのだけど。

 

 

という愚痴を連ねながらも、総括的には楽しい西日本行脚が出来た次第です。

 

 

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