元号が令和に変わって迎える、はじめての秋。
毎年10月19日に、京都の建勲神社で催される船岡大祭に参列すべく、朝から新幹線で京都に向かった。
東京駅の在来線ホームで、出雲・高松から東京にやってきたサンライズに遭遇。
朝から、ちょっと嬉しいサプライズ。
7:30、新幹線のぞみ11号・博多行きに乗り、東京駅を出発。
この日のおともたち。
土曜の朝ということもあり、車内は大混雑。
いつも通り自由席車両に向かったところ、3号車2号車は満席でデッキに立っている人もいる状態。
それでも1号車なら3列席の真ん中くらいはあいているのでは…と鮭の遡上のように向かったところ、先頭席の窓側に空きが!
電源も使えるし、足元にスーツケースが置けるし、ついてる……!!
新横浜で更に乗客が乗り込み、デッキだけでなく通路まで人が溢れる状態になった。
名古屋まで立ちっぱなしは辛い。座席に座ることができてよかった。
名古屋駅で多少の乗客は降りたものの、それ以上の乗客が乗り込んできたため、
自由席は通路まで通勤ラッシュのような満員に……。
9:47、京都駅に到着。
建勲神社へ向かうバスは、
206(右回り)号系統 「京都駅前」(A3のりば)から「船岡山」または「建勲神社前」まで。
所要時間は約40分。
9:59、市バスA3番乗り場から206系統 大徳寺・北王子バスターミナル行きのバスに乗り京都駅を出発。
10:50、「建勲神社前」バス停に到着。
バス停から徒歩3分ほどで、建勲神社に到着。
織田信長公を主祭神として祀る神社。
刀剣乱舞にはまって以来、毎年この日にここを訪れている。
きねんさつえい。
本殿は船岡山の山頂に建つため、この石段を登っていかなくてはならない。
なかなかに険しい斜度。
立ち止まって振り返れば、京の都を見下ろすことができる。
「敦盛」の石碑が建つ踊り場まで登れば、あともう少し。
前年に訪れた際には、台風の影響で修復中だった手水舎は、すっかり綺麗に修繕されていた。
改元して最初の船岡大祭は、火縄銃の演武が披露されるとのことで、鉄砲隊の方々が準備中。
定刻を少し過ぎた11:10、2019年の船岡大祭の開始。
今にも雨が降り出しそうな曇天の中、行進する鉄砲隊。
残念なことに、舞楽の途中で雨が降り出した。
見知らぬ人同士で身を寄せ合い、一つの傘に2,3人で入りながら鑑賞。
これは、火縄銃の演武は無理だろうなぁ……と残念に思っていたところ、
閉会間際になって雨の勢いが弱まってきた。
傘をささなくても凌げる程度の小雨になり、無事に火縄銃の演武はとり行われた。
間近で観る火縄銃は、すごい迫力だった。
きねんさつえい。
青空などとても望めそうにない天候だったのに、鉄砲が雲を散らしたかのように、
ぶあつい雲が一瞬だけ晴れ、青空が覗いた。
これには他の参列者も驚いていた。
晴れ間がのぞいたのは、5分にも満たないわずかな時間だった。
再び重たい雲が立ち込める中、登ってきた石段を下る。
その途中で、末社の義照稲荷神社にも参拝。
おいなりさまが、おいしいおいなりさんを食べられますように。
ついでに私もなにか美味しいものが食べられますように!
高所恐怖症なので、登るのは平気だけれど、降りるのはなかなか怖い。
来年は晴れてくれるといいなぁ。
船岡大祭の日は、建勲神社から今宮神社にはしごすることが多いのだけれど、
乗りたい電車の時間の関係で、この日はそのままバスで京都駅に戻った。
次回へ続く。
ぽちっとな( ˘ω˘)
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