恐竜ボーイ3歳の思い出 ~生命大躍進展~ | 虫ガールと恐竜ボーイ

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虫をこよなく愛する娘と恐竜を愛する息子の日常を綴った日記です。
だんだん虫に慣れてきた母の写真・絵付き。

前回の続きです。
NHKスペシャルの「生命大躍進」にハマった3歳の息子。

家で見るのは生命大躍進の録画ばかりで、
おかげで親は飽きてきて、
そして当時7歳の娘は「アルファラクトアルブミン」という
とても長いタンパク質の名前を覚えた。
これのおかげで汗が母乳に変わり、哺乳類は母乳で子供を育てることができるようになったという

スゴイ物質らしい。

ちなみに息子はアホなので覚えられなかった。


そんな中、国立科学博物館で『生命大躍進展』をやっていると知って行ってみた。
夏休みだったのでそれなりに並んでいましたが、20分ほどで入場。
並んでいる間も壁のポスターを見て
「あ!アノマロカリス!ダンクルオステウス!!ジュラマイア!」
と興奮する息子。

中に入ったらどれだけフィーバーするんだろうかと楽しみにしていた母ですが、
中の展示、息子の身長だと展示されてる化石見えねー・・・
彼は見えないものは全て無視してサッサと先へ進もうとする。
いや待て!母は全部見たいんだけど!!
そっか。我が家は子供達が生き物好きすぎるので

子連れが当たり前な気になってたけど、
これ普通は子供向けの展示会じゃないよね。
盲点・・・!

しばらく進み、カンブリア紀ゾーンに入ると
アノマロカリスの化石と模型があった。


これは当時最大級の生物で、1m近くあるのでデカイ。
模型は下からもよく見えてムスコ大喜び。

そして

「よみがえれ!アノマロカリスー!!」

叫んだ。

うるせえーー!!

ビビる母。
慌てて静かにするように言うと、

「動かない・・・」

不満そうにポツリ。

え・・・?!動くと思ってたの・・・?

驚く母。

そしてその直後、生命大躍進の番組内ではナレーターがそう叫ぶと
化石からCGが飛び出して人間の周囲を泳ぎ回っていたというのを思い出した。



これができると思ったから行きたがったのか・・・!


娘にそんなことできるわけないじゃんと言われつつも
ダンクルオステウスの前でもそれをやり、
「よみがえらない・・・」
と凹む3歳児orz

えええーーー!!!

ダンクルオステウスはこちら。

当時最大の節足動物ウミサソリをいとも簡単に捕食しています。



結局、後半はディメトロドンや恐竜など迫力満点の大きい化石があったので
恐竜ボーイの彼はなんとか気を取り直し、満足して終わることができました。


最後におみやげを1つずつ買ってあげたら、
ムスメはヴェロキラプトルのキーホルダーを選び、

ムスコは馬鹿でかく馬鹿高い恐竜模型を選んでいたのを
ムスメと二人で一生懸命洗脳し、
手ごろな値段のアノマロカリスのフィギュアに落ち着かせました。

ふぅ。

結局よみがえらなかったけどアノマロカリスがいいんだねw



おまけ。
帰宅後にお友達と夕食会をしたら、
ごはんを食べずにぐずっていた同じ年のお友達を見て、
「ちゃんとごはんたべたら、アノマロカリシュかしてあげるよ」
と一生懸命なだめていた。

でも残念ながら全く響かなかったw