ヤフオクを見てびっくりしました。話題の新商品「プレステ5」、定価が4万円弱ですが、7万円超で売られているのです。ユニクロのジルサンダーのコラボ商品、鬼滅の刃の23巻も法外な値段で売られている、とのこと。


ワイドショーでもSNSでも「転売はけしからん」の大合唱。「転売は違法じゃないのか?」とまじめな顔で激怒するコメンテーターもいます。


プレステ

節約家のみなさんなら心の底から共感してくれると思うのですが、声を大にして言いたい。「なんで、そんな高いもの、そもそも買うんだよ~!」です。


昔からそうですが、日本人って流行ものに弱くて「ものがよくて安いから」「新しいのに安いから」と様々な理由で群がります。そんな欲望そのものは悪いことではありません。普通に生活していれば当然生まれてくる感情です。でも「我慢できないから」「早く使いたいから」と2倍、3倍のお金を出すのは愚の骨頂です。


「転売」や「転売ヤー」の商売が成り立のは、そういう「お金を持っていて、衝動的に買いたい」人がいるからです。

そういう人は、そういう商品を買うこともお金を出すことも合意の上なので、別にいいと思います。資本主義社会でいうところの「需要と供給」の関係が成り立っているからです。


テレビのコメンテーターが庶民の味方として「許せない」と叫ぶのもわかりますが、お互い売る方も買う方も満足しているのでとやかくいう必要はありません。


問題なのは①お金がそんなになくて、②でも買いたくてしかたない人達です。特に(昔からですが)子供達や学生達は、その商品欲しさに犯罪に手をそめる可能性があります。


転売

そんな人達の欲望をおさえるための対処方法は


①まず、落ち着くこと。

冷静になれば判断できますが、転売の価格が正規の価格の2倍、3倍です。めちゃくちゃ高いです。もったいないので買うのはやめましょう。もう少し待ちましょう。

それでもダメなら

②代わりに没入できるものを見つけ、実行する。

プレステ5の代わりにプレステ4に没入する、ニンテンドースイッチに没入する。最初は「そんなことできるわけない」と思っていてもいったん没入してしまえば、「案外、我慢できちゃう」になります。ユニクロもジルは無理だけど、それなりに安いジャケットを買えば、「お、悪くないじゃん」と納得し、転売価格で買うことはまずないでしょう。


それでもダメなら最後の手段で
③ある目標を掲げ、それをクリアーしたら買う。

これは自分の欲望に負けたわけではありません。「自分が頑張ったご褒美」として買うので、多少値段がはっても大丈夫です。元来プレゼントというのはそういうもの。まー、目標が達成する頃には、正規の値段で売られていたり、その欲望自体がなくなっていることが多いでしょう。

世の中で問題を解決する方法の2番目(1番目がお金)が「時間」です。時間を有効に使って転売に対処しましょう。


そこで、今日の転売対策。「節約家はほとんど実害なし」

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