【内容】コピーライトAmazon

32歳になっても幼児なみの知能

しかないチャーリイ・ゴードン


そんな彼に夢のような話が

舞いこんだ天使


大学の先生が頭をよくしてくれる

というのだサングラス


これにとびついた彼は、白ネズミ

のアルジャーノンを競争相手に

検査を受ける鉛筆100点


やがて手術によりチャーリイの

知能は向上していく…上差し


天才に変貌した青年が

愛や憎しみ喜びや孤独を通して

知る人の心の真実とは?


全世界が涙した不朽の名作。



【感想】

犬は、飼われている家族に

自分と比べた上下の序列を

つけるという


コピーライトSPUTNIC 様


序列をつけるという点では

人間も犬と同じで、つまり

自分よりも下がいることで

安心を求めているのだろう



主人公チャーリイは知的障がい

者ゆえ、周囲から嘲笑されたり、

蔑まれたりと、彼を見下す者が

多く登場する


一方でチャーリイは、

他人を見下すことをしない

(元々見下すという考えがない)

ので、

そういう意味では常に序列は

“最下層”だったのかもしれない


ところが手術により、

知能が瞬く間に向上していくと、

途端に他人を見下し始める



人は他人を見下すことを

止められないのだろうか?


自尊心とはこれほどまでに

人にまとわりつくものなのか!?



傍目にも愚かなこの行為を

自重するために、自分を戒める

キャッチフレーズを考えてみたひらめき電球



最もしっくりきたのが

『格好悪い方を選択する』


つまり自分の言動を決める際の

基準を格好悪くなる方に決める


結果は『泥臭く』や『愚直』とも

似てくると思われるが、


これらの言葉を使う心の裏には

多少の自尊心が含まれている

ような気がする


カッコ悪くても人目を気にせず

平気でいられる

そんなひとにわたしもなりたい

コピーライトPerfect Fan 様




※相田みつを記念館で、
 作品を鑑賞中、不意に涙が
 止まらなくなり、トイレに
 駆け込んだことのある方は
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