グラスホッパー (角川文庫) 637円 Amazon |
【内容】Amazon
「復讐を横取りされた。嘘」
元教師の鈴木は、妻を殺した男
が車に轢かれる瞬間を目撃する
どうやら「押し屋」と呼ばれる
殺し屋の仕業らしい。
鈴木は正体を探るため、
彼の後を追う。
一方、自殺専門の殺し屋・鯨、
ナイフ使いの若者・蝉も
「押し屋」を追い始める。
それぞれの思惑のもとに――
「鈴木」「鯨」「蝉」、
三人の思いが交錯するとき、
物語は唸りをあげて動き出す。
疾走感溢れる筆致で綴られた
分類不能の「殺し屋」小説
仮面ライダー遅報 様
【感想】
以前紹介した
で紹介した伊坂作品の「殺し屋」
シリーズに、過去の作品がある
ことを知り遡って読んでみました
『何事も一芸に秀でている者は
それを活かせば飯を食える』
とはよく言ったもので、
殺し屋の世界にも、
相手を自殺に追い込む「自殺屋」
車や電車に轢かせる「押し屋」
と、得意分野によってセグメント
を分けているそうな
YouTube 様
最初は、それぞれの視点で
別々に話が展開されている
ところに、段々と話が集約され
やがて一つの事象にまとまる
その集約ぶりの見事さはまるで
渦潮に巻き込まれる複数の
木の葉のような印象を受けました
※仮面ライダー キックホッパー
役の徳山秀典さんは、
炎神戦隊ゴーオンジャーの
ゴーオンゴールド役にも出演
していて、日曜朝に子どもたち
の目を釘付けにしていたことを
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