ファーストラヴ 1,728円 Amazon |
【内容】Amazon
◆第159回直木賞受賞作◆
夏の日の夕方、
多摩川沿いを血まみれで
歩いていた女子大生・聖山環菜
が逮捕された
彼女は父親の勤務先である
美術学校に立ち寄り、
あらかじめ購入していた包丁で
父親を刺殺した
環菜は就職活動の最中で、
その面接の帰りに凶行に及んだ
のだった
なぜ彼女は父親を殺さなければ
ならなかったのか
なんJクエスト 様
【感想】
人の心、特に幼少期の子供の心
は繊細だ
まさにガラスのハート
触ったらすぐに壊れてしまう
類のものだ
心は一度壊れてしまうと、
表面上修復されているように
見えて中は脆弱なままで、
いわゆる“トラウマ”という
構造的欠陥を持った状態となる
歴史・由来・意味の雑学 様
家族、友人など、周りの人々の
何気ない一言や振る舞いが、
心の崩壊を引き起こしてしまう
こともある
厄介なのは、周囲がどれだけ
気をつけていたとしても、
破壊の起爆スイッチが
いつ押されるかは、当の本人
にしかわからないことだ
GHOST TAIL 様
こうした意図しない“被爆”を
した後は、心の中の瓦礫を
取り除いてキレイにしなければ
ならない
つまり、心の中に溜まっている
“鬱憤”という名の瓦礫を、
“口から吐き出す”という
復興作業により、
心を“耐震補強”することで
再び自分の資産価値を
上げることができるのだ
※心の起爆スイッチの数が
多過ぎて、会社や家で毎日
誤爆している方はクリック
していただけると励みに
なります
読書日記ランキング