オートリバース (単行本) 1,540円 Amazon |
【内容】Amazon
「好きな女ができたから、
お前とはもう遊べない」
僕らの前に現れた16歳の少女
小泉今日子
女神の存在が、うだつの
上がらない毎日を一新した
アイドルの親衛隊という居場所
で、少年たちが手に入れたもの
そして失ったものとは―
恋、友情、憧れ、生と死…
心震わす青春小説
てっちゃんブログ2 様
【感想】
本書は、80年代アイドル全盛期
時代におけるトップアイドルの
一人、小泉今日子の親衛隊に
スポットライトを当てた物語だ
当時は大らかだったのか、
人材不足だったのか、
親衛隊が応援活動だけに
とどまらず、イベント会場での
警備やアイドルの身辺警護など
“本業”以上の役割を担っていて
またアイドルの所属事務所も
戦力として彼らの活動を容認
していたようだ
ミドルエッジ 様
ただ、親衛隊発足の起源が
暴走族であったことから
活動内容が本業を逸脱し、
他のアイドルの親衛隊や
暴走族間の抗争にまで発展し
本来趣旨からかけ離れていく
様子が如実に表されていた
ガールズちゃんねる 様
それはまるで幕末に活躍した
新選組の栄枯盛衰が、
時代を経て繰り返されている
ようにも感じられ、
読後は儚さと虚しさが漂った
※中森明菜、菊池桃子に
デビュー当時から目をつけ、
「俺が育てた」的に思ってる
ヤツを、おめでたいと思う方
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