【内容】コピーライトAmazon

良太は、零細企業を営む兄の

金策の過程で、「黒女神」と

呼ばれる二礼茜と知り合う



茜は天才的な株トレーダーで

依頼人が本当に大切に思って

いるものと引き換えに大金を

もたらすという



茜はなぜこのような活動を

しているのか――


“カネ"を通じて人の心を描き出す

痛快な経済サスペンス!


コピーライトTSUBURAYA CONVENTION2019 様


【雑感】

ウルトラマンや仮面ライダーは

善と悪が戦う構図が明確だ


始まりは、善が華々しく登場し

悪を圧倒する


その後、強大になった悪により

一度は善がやられるものの

最後はやはり悪が滅びる

という流れがオーソドックスだ


コピーライトツイッター応援! 平成仮面ライダーオールスターズキャンペーン 様


この物語も、同様な展開で

分かりやすいストーリーに

安心していられる反面、

どこか物足りなさも感じられた


中盤まで、主人公 仁礼茜の

バックボーンやポテンシャルが

明らかにされないことから

醸し出されるミステリアスさが

後半あっけないほど脆く崩れる



「これにはきっとウラがあるひらめき電球

と思いきや、

結局は額面どおりだったりする



所詮、人間の所業など感情が

入り混じれば脆いものという

教訓があるのかもしれない


が、構成や表現方法に

もう少し工夫があったら

よかったなぁという読後感だ





※これまでに幾度となく
 仮面ライダーネタを持ち出して
 ますが、実はそれほど好きでも
 ないとカミングアウトしても
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