地面師たち地面師たち
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【内容】コピーライトAmazon

ある事件で母と妻子を亡くした

辻本拓海は、大物地面師・

ハリソン山中の下で

不動産詐欺を行っていた


ハリソン山中を首謀者とし、

拓海を含む五人のメンバーが

次に狙ったのは、

市場評価額百億円という

前代未聞の物件だった


地面師の世界の深奥に

足を踏み入れた拓海が

知る事実とは―


コピーライトTHE SANKEI NEWS 様



【雑感】

3年前、大手住宅メーカーの

積水ハウスが、地面師に63億円

をだまし取られた事件は、

まだ記憶に新しい


地面師の手口はシンプルだ


他人所有の不動産を、

本人になりすまして第三者に

売り飛ばして金をせしめる


言葉にすればこんな簡単な

カラクリが、現代においても

通用するというのは驚きだ


コピーライトこっちは遊びでやってんだよ!様


資本主義社会においては

モノの売買は需要と供給の

バランスで成り立っている


売買を焦ると、割高で買ったり

割安で売ってしまう


より安く買う(高く売る)

ためには焦らず冷静な判断を

失わないこと必要だ



ただ人には「欲」があり、それが

冷静さを失い判断を誤らせる


そもそも、人には「欲」がある

からこそモノを売り買いする

わけで、話は堂々巡りとなる


人の「欲」が永遠になくなること

はないので、冷静な判断による

売買も成り立つことはなく、


結果として、地面師が暗躍する

機会は今後ともなくなることは

ないのだろう




※「師」とは人の手本となる
 「先生」のこと。さすれば
 地面師は我々に何を教示して
 くれるのか?気になる方は
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