これは過去の話
いつも通りグータラしていた男がいた
男の名はサじ
そんなグータラドロドロしてた男に一つのお知らせがきた
4.4で転生モンスターが追加されたらしいが
転生モンスターまだ見つかってないらしい
今回は図鑑に「????」すら出ないため見つけるのは難しい
んじゃこれを世界初で見つけて、みんなからちやほやされよう と目論んだ男は転生モンスター探しを始めた
まず疑わしき罪もないモンスターを狩りまくりました
「このモンスターにも家族がいる」と思うと心が痛みましたが狩りまくりました
結果転生モンスター出てきませんでした
そうクラウンヘッドはちやほやされるための犠牲となったのだ
次に疑ったのはドラポヨロン
可愛らしい見た目をしたドラキーがデブになった姿
罪悪感で倒しにくいがちやほやされるため仕方なく倒しまくった
そして、いつしか惜しみなく倒すようになっていた
そう、サじは生態系よりちやほやを優先し始めたのだ
その後も転生モンスターを世界初で見つけるために
色々なモンスターを倒し
まだ見ぬモンスターたちにも手をつけはじめ
倒しに倒しまくった
そして結局転生モンスターは見つからなかった
そして今度はシルバーベアを倒すために大雪に見舞われる雪山へときたサじ
しかしサじはもう
「アッ....アアァ....」
廃人と化していた
世界初で転生モンスターを見つけるためにモンスターを倒しすぎたため精神が壊れてしまった、もはや彼は人語を話すことはできないだろう
そこに一つのフレンドチャットが飛んできた
「転生元キャットフライらしいw」
「あ....あ...」
2018年12月8日23時01分
サじご臨終