見て覚える、聴いて覚える

画像は昨晩２６日火曜日の修練画像です、この日も一般拳士はやや少な目、師走感が漂う修練でした。こう言う時こそ何時もよりも深く色んな事をやりたいと思い特に法話には注力をさせて頂きました。最近の小学生は学校でも長いお話は余り聴いた事が無いようですが大事な事は話を聴く姿勢です、子供の頃からそう言う訓練をしておかないと社会人になった時に困るのです、日々の修練の中で心と身体を鍛える、その心の部分は、この法話から学んで貰いたい、そう言う思いでお話をしています、全部を覚えるなんて無理でしょう、話を聴くと言う姿勢を学んで貰えればいいのです、技術もそう、上手な人のやっているのを見る、そこから始まるのです、肝心な時に余所を見ていたのではいつまでも変われないと言う事に気付いて欲しいのです、行としての少林寺拳法の在り方を普段の行動から学んで頂きたいと日々奮闘しています、技術一辺倒な修行は偏った人間を作る事になります、突け、蹴れ、なんてやかましく言っても人は育たない、人としての在り方をしっかり説くのが本来の道院の姿であると私は考えています。