インドの病院に行ってみたら度肝を抜かれた件@フォルティス Fortis
実はここ1週間、胃の痛みに加え、お腹をくだしていた。
病院嫌いなので今まで体調が悪くても自力で治してきたし、今回もそのうち良くなるのを期待して我慢していたのだが治らず…
どうにも生活に支障をきたすので、インドに来て初めて病院にいくことにした。
さて、インドの病院と聞いて日本にいるみなさんはどんなところを思い浮かべるだろうか。薄暗くて衛生状況も良くない、野戦病院のようなところを想像するかもしれない。
たしかにそういう病院もあるにはあるのだが、インドには富裕層向けの病院があり、そこでは先進国と比べても遜色のない治療が受けられるのだ。
そうは聞いていてもやっぱり病院は怖い…行きたくない…
気の進まないままグルガオンにあるFortis病院を訪れた。
が、一歩入るとそこはインドとは別世界。
なんだこの都会的な空間はーーー!!
まず目を奪われるのが巨大な赤ちゃんのオブジェ。
天窓から光が差し込み、開放的でとても明るい空間が広がっている。
きれいなベンチに、噴水まである。
この顔!
受付もホテル並みだ。
いやぁ、なんということだろう。
下手なショッピングモールよりずっときれいでイケてる。
カフェやフードコートまで充実しているのだから驚きだ。
思わず私もCafe Coffee Dayでお茶とスパイシーピザトーストをオーダー。
空いてるし、寒すぎず暑すぎず超快適な冷房環境。
はぁ癒されるわ…
って、私お腹痛いんだった。
スパイシートースト頼んでる場合ではない…
しかし、ここにいるだけで病気も治りそう!
それって病院にとってとても重要なことではないかと思う。
さて、診察は簡単な問診と触診で終わった。
症状があまり激しくなく、熱もない。そして1週間以上続いていることからウイルス性ではなく、水か食べ物が原因による胃腸炎と診断された。
思い当たる節はないが、まぁきっと知らず知らずのうちに良くないものを口に入れていたのだろう。
結局、抗生物質(ornof)、整腸剤(Floristore)、鎮痛剤 (Drotin)が処方された。
錠剤の色と大きさが外国っぽい。
それにしても医師が、服の上から軽く私のお腹を触っただけなのに、その後これでもか、これでもかと執拗に手を洗っていたのが軽くショックだった…。
先生、私そんなに汚くないです(涙)
いやいや、医療機関だから仕方あるまい。
むしろ衛生観念がしっかりしていて見直した。
インドの病院、悪くない。