さよならカレーリーフ
今日、悲しいお別れがあった。
この春から我が家で育ててきたカレーリーフの鉢植えを処分したのだ。
心の師匠から譲り受けたカレーリーフの鉢植え。
45度を超す灼熱地獄の夏も無事乗り越え、オリーブのようなかわいらしい実も付けた。
たまにカレーを作る程度では使いきれないほどの葉っぱがつき、時々間引いたり、知り合いのインド人におすそ分けしたりもした。
しかしモンスーン(雨季)の7月あたりからなんとなく異変が。
白い斑点が所々に見える。嫌な予感はしつつも、その辺を取り除いて様子を見ていたのだが、遂に株全体に行き渡ってしまったようだ。
ネットで調べると、どうやらこれはうどんこ病。このまま白い斑点に覆われて上手く成長できずに枯れてしまうという。
あぁ申し訳ないことをした。
でもうどんこ病の原因がカビとなると、ただでさえ恐ろしいほどの汚染物質が浮遊するグルガオンの空気に加え、カビ胞子まで飛ばれると苦しすぎる…
ということで、わかっておくれ、リーフたち。
短い間だったけどありがとね(涙)
ちなみにこの話を知り合いのインド人マダムにしたところ、
「うちはもう毎日のようにカレーリーフ使うから病気になる暇もないわよ。あまりにスカスカでかわいそうなのに、それでもメイドが葉っぱを使おうとするから、もうやめてあげてーっ!て言ってるの。」
磯野波平の毛髪のように儚く揺れる数枚のリーフが想像できる…。それで光合成ができるのか心配だ。
カレーリーフ。 家庭よって様々なドラマがある。
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