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子供に読んであげたい絵本

でんしゃでいこう でんしゃでかえろう│前からも後ろからも読める絵本

最近電車って乗っていますか?
仕事の通勤で電車に乗るのと違って旅行やちょっとした遠出の際に電車に乗るときの車窓の景色ってすごく素敵に見えませんか?

今回紹介したい絵本は「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」です。絵本の表紙にはでんしゃでいこうとしか書かれていないのに、タイトル間違えていない?なんて思った方、安心してください。
裏表紙にでんしゃでかえろうと書かれています。
両方合わせてタイトルなんですね。

子どもが大好きなでんしゃの絵本で、大人も見惚れる素敵なイラストと楽しくなるちょっとした仕掛け。

でんしゃでいこう でんしゃでかえろうってどんな絵本?

でんしゃでいこうでんしゃでかえろうで雪景色を通る
作・絵:間瀬 なおかた
出版社:ひさかたチャイルド
発行日:2002年01月
「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」は仕掛け絵本と子供の好きな電車という二つの興味を引く内容を閉じ込めた素敵な絵本です。さらに通常通りに読むこともできるのですが、実は後ろからもよむことができるというのもとてもユニーク。タイトルで気が付いた方もおられるかもしれませんが、前からだと電車で行こうですが、後ろからだと電車で帰ろうとなっているんですよね!

内容としては山の上の駅から出発した電車が海の駅まで走っていくストーリー。
途中でトンネルを通ったり、素敵なイラストの景色を見たり、トンネルを抜けるときに乗客の様子を観察できたり。
電車の音も変化していくことも一緒に読み聞かせをする際には、楽しめる要素の一つ。

でんしゃでいこう でんしゃでかえろうを読み聞かせした方の口コミ

電車が暗いトンネルを通る

この絵本は、電車に乗ってやまのえきから菜の花畑を通ってうみのえきまで行くという簡単なストーリーのお話です。
文章も少なく、ストーリーがあるというよりもそのページの景色を楽しむと言った感じになっていますので、小さな子供でもすんなり絵本の世界に入っていけます。
うみのえきへ行く途中にはトンネルが幾つかあり、そのトンネルをくぐると次のページの景色が変わっているというちょっとした仕掛け絵本のような要素も含まれています。

橋を渡る電車
我が家は長男が4歳くらいの時によく読み聞かせていた絵本でしたが、わかりやすい単調な文章とトンネルとくぐったら次はどんなページになっているのだろうかというワクワク感があったようで何回も何回も繰り返して読んでいました。
電車が出てくるので、電車が大好きな男の子は特に喰いつきがいいと思います。
この絵本はイラストも結構細かくて、細部までよく見てみると電車に手を振っている人がいたり、通ってきたトンネルがちゃんと描かれていたり、また、遠くに次の景色がちらっとだけ見えていたりなどとても凝っているので、大人がイラストだけ見ていても飽きません。
私はよく息子とイラストを使ってウォーリーを探せみたいなクイズをしたりもしていました。

菜の花畑を通る電車
そして、私と息子がとてもこの絵本を気に入っていたもう一つの理由が、後ろからも読めるというところです。
最初はやまのえきからうみのえきへ行くというストーリーだったのですが、今度はうみのえきからやまのえきへ帰るというストーリーを楽しむことが出来るようになっているのです。
いままでこう言った仕掛けのある絵本を見たことがなかったのでとても面白いなと思いました。
おんなじストーリーを逆から読んでいるだけなのに、なぜかまた新鮮な気持ちになるらしく、息子は次の景色は何だっだかな?と楽しそうに絵本を行ったり来たりして読んでいました。

でんしゃでいこうでんしゃでかえろうの最後のページ
我が家の息子は、実はもともと読み聞かせをしようと思ってもあまり絵本自体に興味がなかったらしく、大人しく聞いてくれることがなかったのですが、この絵本は1ページ1ページの文章も単調で短く、適度に仕掛けがあって最後まで楽しく聞くことが出来たようです。
それに、文字が読めなくても自分でページを開いて大好きな電車のイラストで遊ぶことも出来たので、その点でも息子にはピッタリでした。
我が家のように電車大好きなお子様だけでなく、大人も見ているだけで楽しめる絵本でとってもおすすめです。

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