「心地よく書き、明確に伝える」

あなたらしい発信のお手伝いをしている、ライティングコーチの吉村まほこです。

 

 

人は言葉とともに生活し、人と繋がっています。

 

 

今日も、ほんのひと時おつきあいいただけたら幸いです。

 

 

 

 

さて今日は、私が今インスピレーションを感じている「尊ぶ」という言葉について少しお話させていただきますね。

 

 

尊ぶという言葉の読み方は、「とうとぶ」または「たっとぶ」。

 

 

尊敬に値するものとして大切に扱う・・・という意味です。

 

 

実は・・・

 

 

私はこの言葉に、少しだけチクリとした痛みのような思いを感じずにはいられません。

 

 

それは、随分長い間、私が自分自身を尊ぶことが出来ずにいたためです。

 

 

根っこの原因は、おそらく小学校5年生からの2年間の学校生活です。

 

 

私が在籍したクラスの先生は、とても優秀な男性だったのですが、

 

 

勉強が出来る一部の生徒だけを、今では考えられないような方法で優遇する、あからさまなえこひいきを行っていました。

 

 

それが原因で生徒の心はしだいに荒れ、中学受験を控えていたため、父兄も大混乱。

 

 

心を病んだ子供たちは、そのはけ口で弱いものいじめや大人への反抗を繰り返し、クラスはだんだん収拾のつかない状態に、暗く荒んでいきました。

 

 

私はその中で、しだいに意識が保身だけに向かい、「こんなことを言ったら、仲間外れになるから」「こんなことをしたらいじめの的になるかもしれないから」と、いつしか他人の反応を先読みして縮こまり、なるべく目立たぬように自分の殻に閉じこもる人間になっていきました。

 

 

それでもクラスで勢いのある積極的な子からは、時に冷たくされたり、心無い言葉をグサリと浴びせられたりして、その事で泣いたりもする毎日でした。

 

 

どこにも居場所が無い孤独感と、保身しか出来ない無力感。

 

 

・・・でもそんな折、地味な私が唯一光を浴びたのが、作文でした。

 

 

運動も苦手、みんなをひっぱる華やかさもリーダーシップもなく、自分でも望んで目立たない存在になっていた私が、作文だけは皆の前で読まれたり、先生の勉強会で使用されたり、ある一定の評価を得て、認められたのです。

 

 

少しも自分を尊ぶことができなかった自分が認められた。

 

 

この時点で、私はまだ本当に自分を褒めてあげることは出来ませんでしたし、結局小学校を卒業してからも、この時受けた心の傷が完全に癒えることはありませんでしたが、

 

 

でもたくさんの迷いと混乱の中で、唯一自分が認められたそのエピソードは、心に灯る小さな明かりとなって、文章の道に入るきっかけになったのではないかと思っています。

 

 

・・・時が経ち、随分大人になってから、自分を「尊ぶ」ことって、何にもまして大切なんだということが少しだけ分かるようになった気がします。

 

 

それは、ガシガシと壁にあたりながら、一方で人のやさしさにも触れ、そんな中でしだいに縮こまらずに、自分の本当の心を見つめるようになった時に、気が付いていったことのように思います。

 

 

・・・もしかしたら、私はビジネスパーソンとしてバリバリ要領良く仕事をこなすタイプにはなれないのかもしれませんが、

 

 

これまで得たものを軸に、「心が共鳴する発信」にこだわって、言葉のこと、文章のことをこれからもお伝えできたらいいな、と思っています。

 

 

自分を「尊ぶ」ことって、他人と比べずに、自分の力を信じてあげることとイコールなんだな・・・と、今はこの言葉に凛と佇むような輝きも感じています。

 

 

あなたも、かけがえのない自分を尊んで、ぜひ素敵な発信をしていってくださいね。

 

 

心地よくあなたらしく発信していく糸口となれれば… という想いを込めて、ヒントをまとめたメルマガもぜひ読んでみてくださいね。

 

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。