郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

上野の森にて

2019年04月14日 | 日記

昨日友人の家から、上野の博物館へ「国宝 東寺―空海と曼荼羅展」を見に行きました。

 会場を出て道路を渡ると、キリスト教のテントがあり、炊き出しが終わったところでした。

話を聞くと、150200人くらいの人が炊き出しを食べにくるとのこと。


しかし、上野の森には1,2人のホームレスらしき人が隠れるようにいるばかりで、道路わきにいくつのも「家財道具」だけが置いてありました。

 

森を歩いていると鳩がいて、私はパンくずを持っていたのでやりました。

すると、後ろからきた私と同年配の男性が「鳩に餌をやるな。やってはいけないことになっている」というので、

「どうしてですか」と聞くと、

「餌をやると鳩が太って渡りができなくなるから」という。

 「鳩は留鳥だから渡りはしません」というと、次に「規則だから」という。

 「渡りをするからとか、規則だからだとかいろいろ言うけど、本当はなんでなんですか」というと、

「あんたみたいな人と話してもしようがない」と緊張の面持ち。

 にっこりして「あなたみたいな人とお話してもしかたがありませんね」というと、速足で去っていきました。

 猫のけんかだったら「勝った!」

 つまらない八つ当たりでしたが、近年、まず規則とか、迷惑とか、いう論理で「気の毒」とか「可哀想」という感傷が否定される場面が増えているような気がします。

しかし、彼のおかげで、しゃっきりと元気が出ました。

いつでも、人との会話は元気の元ですね。

彼もそれなりに元気が出ていればいいのですが。

 

 

-K.M-


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 緑がなくなった!(13) ー建ぺ... | トップ | 「楽しいだけ」ではいけない... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事