郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

「楽しいだけ」ではいけないの? (1)

2019年04月16日 | 日記

学校では、特に授業とか、指導の際に

「楽しいだけではいけない。」

そして

「楽しさの中に、知的なものなど、教育的な意義がないといけない。」

と付け加えられます。

 

このことについて、実はずっと疑問に思っていました。

 

最近になって、その疑問の正体がわかった気がしたので、書いておきたいと思います。

 

まず学校での「楽しい」ことが、誰かを傷つけたり、辱しめたりすることで得られるものであってはならないと思います。

 

そのことに全く異論はありません。

                     

                 □▪️□▪️□▪️□▪️□▪️□▪️

 

例えば、いわゆる「ひの・きみ」に「教育的な意義」があるのかというと、

「ある」という人もいれば、「ない」という人もいる。

 

しかし、いわゆる「ひの・きみ」を「楽しく」教えられる場面などあるのだろうか?

 

(あったとしたら、それはそれで、ある種の人々から「お叱り」を受けるだろう。)

 

以上、「楽しい」から到底離れたものを例として、挙げてみた。話題をもとに戻す。

 

 

別の例として、数学のたし算を「楽しく」学ばせたら、今のところ、

「たし算を楽しく学ばせてはいけない。」

などという人はいないだろう。

 

別の例として、いわゆる図工の「切り紙工作」をさせて、子どもが楽しんでいる様子を見たら、ある人は

「子ども達が楽しんでいていいよね。」

といい、ある人は 

「楽しんでいるだけで、教育的な意義がない(少ない)。」

という。

 

私は、「たし算」と「切り紙工作」とで、いわゆる「教育的な意義」に差があるのかと思う。

 (つづく)

 

-K.O-


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