郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

孫っ子との日常ー56(テレビで学習)

2020年04月01日 | 日記

新型コロナウイルス現象はフランス在住の孫娘にも・・・

日本より遅れてやって来た新型コロナは一気にヨーロッパへ上陸

瞬く間に感染は拡がり ついに実質上の「外出禁止」措置へ

 

孫娘は今 新型コロナと戦っている

もちろん感染したのではなく外出できないストレスとの戦いだ

何しろ体を動かすことが大好きな彼女

 

いつもはすぐそばのロワール川の土堤や大きな公園へ

愛用のキックボード🛴で散歩に出かけ遊んでくる

そこでは必ず誰かと出会い一緒に遊んだりお喋りしたり

 

馴染の顔でも初めての子でも必ず一緒になって遊ぶ

兄弟姉妹のいない彼女が自ら取得した特技でもある

年齢性別に関わらず自然に声をかけて友だちになろうとする

 

平日は夕方までビッシリ授業があって遊べないが

週末の土日曜日は必ずお出掛けするのが日課になっている

そして水曜日の午前中は学校の代わりにダンスのレッスンへ

 

こんな彼女から「外出」を奪ってしまったから大変だ

大人なら一人でジョギングとかペットを連れての散歩は可だが

子どもではそれも出来ず容易に外へ出る手立てが見つからない

 

狭いながらも中庭があるがそこで出来る運動は限られている

おまけに根がグータラな彼女のことだから

学校が休校になると起床も遅くなりがち

 

もう最悪の状況ではあるが学校や国も放置はしていない

担任の先生からは定期的にメールで学習メニューが届けられる

国民教育・青少年省(日本の文科省)は民間とタイアップ

 

公共テレビ放送を通じて各学校や学年に応じた番組を流している

彼女は毎朝9時から国語と算数の授業を30分ずつ受けているとのこと

未だ双方向的にはなってはいないが見ているだけで十分役立つようだ

 

教材がどんどんデジタル化しているのは問題もあるがもはや世界の潮流

近い将来は通信教育をグレードアップした在宅学習も可能になるかも

ところが彼女のテレビ学習の様子を見てビックリ‼️


パジャマは着たままで手には筆記用具ならぬ愛用のお人形を抱えている

娘によると それでも真剣な表情で1時間集中して視ていたそうだ

あの子をそんな長時間集中させる授業(講義)ってどうやるんだろう・・・

 

これで終わりではない

服を着替えたら今度は担任からの課題が待っている

多くは国語と算数中心のプリントだが時々スポーツのアクティビティも

 

平時でも授業には厳しく対応しているフランスの学校だが

長期に授業が無いと決まるやいな代替措置の対応も早く緻密なようだ

ただしメールに添付されたファイルはプリントアウトが必要だ

 

「インクの消耗が激しく負担増だよ!」と娘は嘆く

4月中旬まで休校が続きそのままバカンスに突入かもしれないとも言う

すると日本のGW明けまで学校の休校は続くことになる

 

-S.S-

 


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