郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

若き日の教育実践ー9(教室の3つのかご①)

2020年02月25日 | 日記



今、教室には三つのかごが用意してあります。

「班日記」「ドリル」「しゅくだい」です。

宿題は原則として出さないのが基本ですが、与えられた時間内に終わらなかったり、是非とも全員にやってもらいたいもの等限られています。

また、ドリルのかごには、漢字や計算ドリルをやったノートの他に、自分の好きな学習をやってきた場合に入れることにしています。

「音読カード」等もそこに入れています。

 

班日記は4日に一度の宿題ですから、力を入れて書く必要があります。

今週からは評価を入れて、より一層意欲を喚起しようと思います。

場合によっては、学校で書き直してもらいます。

 

日記は本来個人に属するもので、不特定多数の人には見せませんが、班日記は全く逆で公開することが前提です。

班のメンバーを始め、みんなに自分の体験や考えを伝えます。

つまり、自己表現の場(書くことを通しての)として重要視したいと思います。

 

また、次の書き手が感想を書きます。

これは、交換日記を拡大したようなものです。

その意味では、班の仲間を中心とした人間関係を築き円滑にするものです。

 

(つづく)

 

1997519日 学級通信「三年一組物語」より

 

-S.S-


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