郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

孫っ子との日常ー55(学校一斉休校に飽きる)

2020年03月15日 | 日記

男の子の孫は学童クラブに入所している

4年生になるのだが 

両親がフルタイムで働いている特権だ

 

この学童クラブが今 人気の場所になっている

学校が一斉休校のため 日中の過ごし場所として

広い校庭を堂々と独占使用できるからだ

 

学童クラブの職員に直接話は聞いていないが

春休みが3週間も早くやって来た状態に違いない

窓を開けて換気に努める等々の対策に神経を使う日々だと思う

 

学童の中では最上級生の彼 後輩の男の子たちと楽しく遊ぶ

少年野球チームに入っている彼だがこの間活動停止状態

そのウサを学童の中の野球ごっこで晴らしているようだ

 

最初の1週間は毎日 今日はどうだったと楽しそうに話したが

2週間が過ぎようとするに従いどうやらマンネリ気味のようだ

いくら好きでも毎日同じパターンは飽きるのは子どもだって同じ

 

彼の母親は何やかやと勉強の手立てを講じるようだが

本人は期待に応えることはほとんどないまま……

ところが担任から学童へ学習教材が届けられたようだ

 

在宅の一般児童には担任が一戸ずつ宅配をしたという

学校休業中の学習対策の一つなようだがご苦労なことだ

宿題プリント類が用意されれば可能なのが学習ではないのだが……

 

受験勉強でもあるまいに問題を数多くこなすだけでは学べない

まして小学生なら楽しくやれなければ身に付かない

集団の中でこそ成立する学習の多いことを認識すべきだ

 

書店では学習ドリル類の販売量が飛躍的に増えているようだ

店によっては在庫切れで店頭に並ばなくなったとも聞く

親たちは突然やって来た長期休業に慌てふためいているのか……

 

 

幸か不幸か孫っ子の前には沢山の問題集やプリントが十分にある

ただ無いものは学習する意欲だけだ

私が見ている前でも30分は続かない

 

近所の小学生たちもきっと似たような状態ではないか

ここは冗談抜きで寺子屋でも開こうかと思う

他の子たちも集まれば流石の孫っ子もやるだろう

 

史上初とも言える世界的規模での学校の一斉休校状態

少なくとも今 学校は良くも悪くも機能性を失った

これこそまさに「学校崩壊」に他ならない

 

これを機に「学校」を根本から立て直すことができないものだろうか?

学校どころか社会そのものが壊れかけつつある今

様々な思考が頭の中を巡っている

 

 

-S.S-

 

 

 

 

 

 


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