ウイスキーの刻 ~Whiskyのとき~

耳を澄ませば聴こえるウイスキーのメロディ。
『ウイスキーの刻』は、その真実を探し求めていきたいと思います。

路地裏探訪㉝其の一

2019-11-14 19:19:19 | 日記
 こんばんは。Aokiです。

 前回(2019.10.26)の路地裏探訪㉜の副題が、
 「 天国への階段?」でした。

 奇しくも、今回は「天空の国」。

 天が続きますね。


☆☆☆

『LAPUTA』


 「このところ、ビールやワイン、チーズにごはんと、
  『ウイスキーの刻』でありながら、節操がないと思っていたが、
  ついにジブリにまでいったか・・・」

 いえ、そういうことではありません。

 「ガリヴァー(ガリバー)旅行記」は、皆さまもよくご存知かと思います。

 「ああ、主人公が小人の国で地面に縛り付けられるという話だろ。」

 はい、さようです。

 「ガリバー旅行記」は第4篇まであるのですが、
 第1編の「リリパット国渡航記」が『小人の国』、
 第2編の「ブロブディンナグ国渡航記」が『巨人の国』です。

 多くの方が思い出すのは、第1篇の記述もしくは挿絵かと思います。

 ところが、第3篇は、『LAPUTA』という
 「天空の国(空飛ぶ島)」が舞台となります。


 おとぎ話が、実は残酷な物語であったり、風刺であることは珍しくありません。

 作者のジョナサン・スウィフトは、アイルランドの風刺作家です。

 つまり、物語は表のストーリーと、裏の真意を併せ持っているのです。

 そして、物語は、読み手の人生に投影されたとき、
 作者の思考という鎖から解き放たれることがあります。

 あなたが読む「ガリヴァー旅行記」は、唯一無二の物語なのかもしれません。

 なお、第3篇の『LAPUTA』を、『La Puta』と記載すると、
 もしかしたら、ジョナサン・スウィフトの真意に更に近づけるかもしれません。

 個人的には、彼の頭の中、心の奥底にはそれほど関心がありませんので、
 これ以上、真意に近づこうとは思いませんが。

 むしろ、この題材を、自分自身がどう捉えるかを考察した方が、
 有意義だと思います。


 余談ですが、第4篇には、
 某大手インターネット会社と同名の生きものが登場します。


 さて、ジブリファンの方は、ラピュタの出自について
 既知のことだったかもしれませんが、
 私は、アイルランドの探求をする中で初めて知りました。


 ところで、掲載写真の『LAPUTA』の在処は?

 それは、後日、その在処を示す写真と共に、お伝ええしたいと思います。

 キーワードは、「路地裏には、人がいる」。


                          Z.Aoki
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