こんばんは。Aokiです。
元々、お酒の世界はカクテルから始めていたのですが、
気づけばウイスキーが中心になりつつあります。
それはそれでよいのですが、ときに
カクテルがよぎる夜もあったりします。
そこで、今週は、ウイスキーカクテルについて
レポートしたいと思います。
と申し上げつつも、今夜はカクテルは登場いたしません。
思考の場で、その扉の前におります。
☆☆☆
札幌の代官山こと裏参道に、『森彦』という
老舗のカフェがあります。
古民家を改装したカフェで、当時はまだ
古民家ブームではなかったはずですが、
その界隈には、櫻月(桜ムーン)という
古い洋館風の建物で中が和風という
不思議なカフェもありました。
『森彦』は、知る人ぞ知る名店で、
チョコレートケーキが美味しかった記憶があります。
素朴で刻の狭間にあるような佇まいが
お気に入りでしたが、その『森彦』が近年、
急速に店舗を拡大しています。
その名も『Café MORIHIKO』。
裏参道のオリジナルとは異なり、モダンなcaféスタイルは、
スターバックスと肩を並べるほどに急成長しています。
私のお気に入りは、リモナータ。
レモンの果肉がたっぷりと入った炭酸飲料で、
かつて販売されていたB&L(Bitter & Lemon)を
爽やかにした感じです。
しかし、本日ご紹介いたしますのは、
スペシャルティコーヒー『ホンジュラス』。
爽やかにして華やかでフルーティーな風味が、
リッチな刻を紡いでくれます。
読書のお供にも、執筆のパートナーとしても、
ほど良い感じです。
冒頭申し上げましたように、最近は、
ウイスキーをカクテルの視点で考えております。
元々、ウイスキーは、単独のスピリッツとして
十分に愉しめるものです。
ただし、それは、“単独”という制約があることを
意味しているわけではありません。
カクテルのベースとしても素晴らしい風味を醸し出してくれます。
カクテルには、そのままでは飲みにくい素材を副材料と
混ぜることで飲みやすくする効果がありますが、一方で、
素材の味を引き出し、新たな魅力を創り出すこともできる
技の結晶でもあります。
また、ベースのスピリッツを変えることで、
味わいだけではなく、名称そのものも変わり、
ひとつひとつのカクテルに物語が添えられることも、
カクテルの神秘性につながっていると言えます。
通常、カクテルに使用されるウイスキーは、
蒸溜したての荒々しいものではなく、
熟成を経たものであり、それがブレンド技術により、
さらに美味しさが引き出されています。
単独でも十分美味しいウイスキーが、
副材料との相乗効果で新たな魅力を
発現できるのが特徴と言えます。
『ホンジュラス』の洗練された香りと、
舌を滑り降りるやさしいビター感が、
ウイスキーカクテルをイメージさせるのです。
この香りに誘われるまま、明日から数日間、
ウイスキーカクテルについて考察したいと思います。
Z.Aoki
元々、お酒の世界はカクテルから始めていたのですが、
気づけばウイスキーが中心になりつつあります。
それはそれでよいのですが、ときに
カクテルがよぎる夜もあったりします。
そこで、今週は、ウイスキーカクテルについて
レポートしたいと思います。
と申し上げつつも、今夜はカクテルは登場いたしません。
思考の場で、その扉の前におります。
☆☆☆
札幌の代官山こと裏参道に、『森彦』という
老舗のカフェがあります。
古民家を改装したカフェで、当時はまだ
古民家ブームではなかったはずですが、
その界隈には、櫻月(桜ムーン)という
古い洋館風の建物で中が和風という
不思議なカフェもありました。
『森彦』は、知る人ぞ知る名店で、
チョコレートケーキが美味しかった記憶があります。
素朴で刻の狭間にあるような佇まいが
お気に入りでしたが、その『森彦』が近年、
急速に店舗を拡大しています。
その名も『Café MORIHIKO』。
裏参道のオリジナルとは異なり、モダンなcaféスタイルは、
スターバックスと肩を並べるほどに急成長しています。
私のお気に入りは、リモナータ。
レモンの果肉がたっぷりと入った炭酸飲料で、
かつて販売されていたB&L(Bitter & Lemon)を
爽やかにした感じです。
しかし、本日ご紹介いたしますのは、
スペシャルティコーヒー『ホンジュラス』。
爽やかにして華やかでフルーティーな風味が、
リッチな刻を紡いでくれます。
読書のお供にも、執筆のパートナーとしても、
ほど良い感じです。
冒頭申し上げましたように、最近は、
ウイスキーをカクテルの視点で考えております。
元々、ウイスキーは、単独のスピリッツとして
十分に愉しめるものです。
ただし、それは、“単独”という制約があることを
意味しているわけではありません。
カクテルのベースとしても素晴らしい風味を醸し出してくれます。
カクテルには、そのままでは飲みにくい素材を副材料と
混ぜることで飲みやすくする効果がありますが、一方で、
素材の味を引き出し、新たな魅力を創り出すこともできる
技の結晶でもあります。
また、ベースのスピリッツを変えることで、
味わいだけではなく、名称そのものも変わり、
ひとつひとつのカクテルに物語が添えられることも、
カクテルの神秘性につながっていると言えます。
通常、カクテルに使用されるウイスキーは、
蒸溜したての荒々しいものではなく、
熟成を経たものであり、それがブレンド技術により、
さらに美味しさが引き出されています。
単独でも十分美味しいウイスキーが、
副材料との相乗効果で新たな魅力を
発現できるのが特徴と言えます。
『ホンジュラス』の洗練された香りと、
舌を滑り降りるやさしいビター感が、
ウイスキーカクテルをイメージさせるのです。
この香りに誘われるまま、明日から数日間、
ウイスキーカクテルについて考察したいと思います。
Z.Aoki