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産後の腱鞘炎は抱っこや意外な習慣でリスクが高まるって本当?

甘えん坊な赤ちゃんの抱っこ癖や、育児の合間の家事などママにとっては気が付いていないのに身体には負担を与えているということって意外に多くの方が経験していることなんです。
そんな体の負担になっているものの中には腱鞘炎があります。
腱鞘炎というとスポーツのやりすぎや、職業によってかかってしまうというイメージがあるかもしれませんが、実際にはここ最近では年齢や男女関係なく、腱鞘炎にかかる方が増えているという傾向もあるそうなんですね。

今回はそんな腱鞘炎に関してみていきたいと思いますが、産後のママさんにもとても密接な話になると思います。産後は忙しいからこそ、自分の身体を大事にしてもらいたいし、妊娠前のようにダイエットしようと思っている方も、体のケアは大事になります。

今まで腱鞘炎などかかったことがないよという方も、ぜひ今回予防やケア方法を知ってもらいたいと考えます。

腱鞘炎は誰もがなる可能性がある!特に産後に注意?

腱鞘炎に悩むママさん

最近増えてきている腱鞘炎にかかる方は、その理由や原因、そして予防法なども見ていきましょう。

腱鞘炎ってどういったもの?

腱鞘炎というのは筋肉と骨を連結させるすじである腱をつないでいる部分に炎症がおきてしまい痛みなどを伴ってしまう疾患のことを言います。
腱鞘炎の直接の原因は関節を使いすぎたり、ホルモンバランスも関わっていると言われています。
楽器を演奏する方やテニスなどのスポーツをする方、文字を毎日たくさん書く方など腱鞘炎になりやすい傾向にある職業や趣味というのも存在するのですが、最近ではそういった腱鞘炎になりやすいとされている方以外にも急増しているんですよ。

その原因というのはパソコンやスマホなんです!
今や毎日パソコンやスマホを触っていないという方はいないでしょう。

スマホでのフリック入力

パソコンに関してはわたしのブログ友達なども含まれます。
スマホは特にメールやラインなどのコミュニケーションツールに「フリック入力」をされている方。
昔はメールなどの文字入力は同じボタンを何度も押す「トグル入力」が主流でしたが、スマホやアイフォンの普及によって一気にフリック入力が増えました。片手で早い文字入力が可能になったため、とても便利になりました。
その一方、フリック入力をするところをイメージしてみると、フリック入力をする際は片手の親指をたくさん動かすことになると思います。すると親指の根元の腱が大きく動いていることが分かると思います。
通常親指の腱というのはそのような動きをするようなことを想定されていないため、そういった動きが負担としてちょっとづつ蓄積していき、腱鞘炎へとつながっていくんです。

産後は腱鞘炎になりやすいって本当?


先程スマホやパソコンをする方も腱鞘炎になりやすいと説明したのですが、実は産後のママさんも腱鞘炎になりやすいということをご存知でしょうか。
産後は育児に忙しいからスマホやパソコンなんてそんなに触らないという方も多いと思いますし、逆に知らないことや初めてのことが多く、スマホで様々な知識を検索するという方も多いのではないでしょうか。

産後は赤ちゃんのお世話で忙しく、通常の家事や育児で毎日が闘いです。
特に赤ちゃんを抱っこしたりする機会が多く、ママの腕には大きな負担が常にかかっているんです。
また抱っこしながら何かをするという機会もあるため、腱鞘炎のリスクはさらに高まっている状態でもあるといえます。

赤ちゃんを抱っこしていて腕に負担をためる

負担が筋肉痛程度ならば数日もしたら回復するのですが、腱鞘炎はなっているのに気が付いていなくて、それでも痛みに日々悩んでいたりする方が意外に増えているんです。

少し痛いけど放置していると勝手に治るだろうとか、痛みがなくなるだろうと考えている方が多いってことでもあるんです。
赤ちゃんを抱っこしながら料理をしたり、スマホを触ったりするシーンは誰もが見たことがあるだろうし、ママさん自体も思い当るところはあると思います。
それだけ産後の時期というのは腱鞘炎のリスクが高いんです。

産後はダイエットや体のケアを考える方も多いと思いますが、このような毎日の生活の中に潜んでいるリスクも把握しておきたいものです。

季節によっても腱鞘炎になりやすいことがある?

産後という時期が腱鞘炎に関しても注意したい時期ということは説明したのですが、季節で見てもそのリスクが変わってくるんです。

注意したいのは冬と夏の気温が大きく変化するタイミングなんですね。
夏はエアコンなどで体を冷やしやすい環境になり、筋肉が冷えることで炎症がおきやすいんです。そして年齢などによっても血流が悪くなったり、筋肉や筋も硬くなる傾向があるため、生活の中である程度の運動も取り入れて、体も若々しくケアしていきたいですね。

これは冬にも同じことが言えます。

また熱中症や水分不足を気をつけたいといった夏などの特有の注意事項につい目が行ってしまうガチなのですが、筋肉にもやさしくしていきたいものです。

腱鞘炎の予防のためにできること

腱鞘炎は鈍い痛みが続くため、中にはこの程度なら我慢ができると思い込み、その痛みに耐え続けるという方もおられますが、やはりそういった状況はストレスとなり、産後のママさんでなくても避けたいところです。
では腱鞘炎の予防にはどういったことができるのでしょうか。

腱鞘炎は腕の筋の酷使が主な原因となっているので、予防としては筋肉や筋の負担をためないようにある程度の期間で解放してあげることが有効です。

スマホやパソコンの使い過ぎに注意するため、週に何度かあまり触らない日を作ったり、週に一度は赤ちゃんの抱っこを旦那様に任せてみたりする日を設定しましょう。

またシャワーではなくお風呂につかるようにして血行を良くして疲労物質をためないようにしたり、筋や筋肉をいやすことも大事になります。
夏などは暑いからとかいう理由でついシャワーだけで済まそうとしてしまう方が多いのですが、お風呂に入るということは体のケアとしてもとても大事なんですよ。

腱鞘炎になってしまったらどうしたらいいの?

腱鞘炎のケアをする



腱鞘炎は予防できるのなら避けたいものですが、すでに痛みを感じていたり腱鞘炎になってしまっている場合は、病院で診察してもらうことが治療の近道になります。

しかし、時間がなかったり忙しい場合はなかなか病院にも行けなかったりもします。
そういった場合はどうしたらいいのでしょうか。

腱鞘炎でやはり気になるのは痛みですよね。その痛みによって生活に支障がきたしたり、ストレスに感じたりします。

この痛みを考えるとテーピングで筋を固定したり、筋をなるべく使わないように包帯で固定することも有効です。
また痛みを感じる部分を温めることでも、血行が良くなり痛みを引かせることもできます。

しかし、これらのケアは軽度の腱鞘炎の段階で有効になるので、本格的な腱鞘炎や深刻な悩みになるようなら迷わず病院に行くことを考えましょうね!!

 

 

 

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