こんばんは。

 

皆様いかがおすごしですか。

いつもブログをご覧くださり誠にありがとうございます。

 

実は、今日の夕方、非常にショックなことがありました。

私の長きにわたる日本企業勤務のネパール人友人Nさんが

私とちょうどスレ違いのように、ネパール滞在から日本に帰国したと知人から聞いたのでした。

 

「えっ!私には連絡なかったけど、会いたかったなあ。」

というと、知人は口を重くして、

「急なことだから、メグミさんの耳に入れられなかったんだね」

と言うのです。

 

急なこと?

私はイヤな予感がしました。

そして知人にどういうことなのか問いただしたら

 

なんと、私とも昔から親しいお付き合いだったNさんのお父さんが

Nさんが今月里帰りした時に、「脳梗塞で急逝した」

というのです。

Nさんは私より年下なので、お父さんの年齢も70歳位でした。

 

ほんと、ショックで唖然としてしまいました。

 

あの、優しくて、フレンドリーなお父さんが・・・。

Nさんのお父さんの笑顔が浮かんできて、胸がしめつけられました。

 

話によると、Nさんのお父さんがここ数か月、なんとなくだるそうな感じで

物忘れが出てきたり、歩き方もちょっと、いつもと違う感じになってきたので

心配したNさんが日本の会社を休んで今月、ネパールに里帰りしたそうです。

 

この時点ではまさか脳の血管の病気とは家族も思わず、近くのクリニックで高血圧の

薬を処方してもらっていたそうです。物忘れも年齢のせいかと・・・。

 

しかしお父さんの物忘れは進行していてNさんとの思い出も詳しく思い出せなくなっており

数日後に急に倒れてそのまま帰らぬ人となったそうです。

 

病院での診断は「脳梗塞」・・・。

 

日本だったら高齢者の検診や、異変に気づいたら病院側も精密検査して

何かしらの手を打つことができたでしょう。

 

またしても私はネパールの医療の遅れ、高齢者や子供の検診制度の不徹底さなどに

怒りにも似た感情が沸き上がりました。

でもここは途上国、仕方ないといえば仕方ない部分ばかりなのです。

 

 

Nさんも悔しかったと思います。もしお父さんが脳梗塞予備軍だとわかっていたら

日本に連れていって早急に手を打っていたはずだったのに。

悲しみのままNさんは、日本でいうところの初七日を終え、日本に帰っていったのでした。

 

脳梗塞予備軍は日本で精密検査や画像検査したらわかります。

ストレスで急に異変が・・・というケースもありますが

体質的なもの、生活習慣的なものからくる場合は数字や画像に出ます。

 

以下、脳梗塞の前兆症状を短くまとめた文を転載します。

お時間のある時にご覧いただけたらさいわいです↓

 

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脳梗塞の3つの症状「体の片側がうまく動かない」「思うように話せない」
「見え方がおかしい」が現れたあと、数分から数十分ほどで自然に症状が
消えてしまう場合があります。

場合によっては、症状が1時間以上続く場合もありますが、長くても24時間
以内にすっかり消えてしまいます。


これを一過性脳虚血発作(TIA)といいます。血栓が脳の血管に詰まってしま
ったものの、短時間のうちに血栓がとけて血流が再開するために症状が消えるのです。

一過性脳虚血発作は、本格的な脳梗塞の前兆であるので、決して安心して
はいけません。


治療せずに放置すると3カ月以内に6人に一人が脳梗塞を発症し、その半数
が48時間以内に脳梗塞を発症するというデータがあります。


症状が消えたからと安心せずに早めに適切な治療を受けるようにしましょう。
 

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Nさんのお父さんの物忘れが出てきた、や、歩き方がちょっとおかしい、も

前兆症状だったのですね。

おかしいなあと思った時点でネパールの大手病院で検査していたら・・と思いたくなりますが

ネパール人は日本人のように、念のため、医者で検査するという習慣がほとんどありません。

 

症状が顕著に出てからだったり、本人や家族が気にした場合など病院に行く場合はありますが。

 

Nさんやご家族の落胆を考えると、本当に苦しく悲しいです。

 

Nさんご家族が檀家だったネパール、マハーボッダ寺院の灯明供養。


去年の暮れ、親友・江美さんの一周忌をここで執り行わせて頂きました。

 

 

 

お釈迦様とお母さまである摩耶夫人をまつってある由緒ある寺院です。

 

 

 

 

2015年のネパール大地震でかなり損壊したため、今でも復興工事中です。

 

 

 

 

Nさんのお宅はこの寺院のすぐ近くです。

久しぶりにNさんのお宅にお邪魔したかったです。

 

人はいつどうなるかわからない。

ネパールのような国だと、慢性疾患があった場合、致死に至るまでの年齢は

よほど医療にお金をかけられる家庭以外は、早いです。

 

去年の夏も慢性疾患があった知人女性が急逝した話を聞きました。

 

ネパールの平均寿命は50歳前後だともいわれているし

統計のやり方によってはまた数字も変わってきますが

日本より20年は短いと思います。

乳児や幼児の死亡率も日本と比較にならないくらい高いせいもあります。

 

Nさんのお父さんのことを思い、思わず手を合わせました。

今回の滞在中は上記のマハーボッダはじめ、各寺院にお参りや

寄付支援にまた廻ります。

 

Nさんのお父さん、どうぞ、安らかにお眠りくださいね。

 

生きていることに感謝して、自分をまわりを、大事にしていきたいものです。

 

それでは天候不順の日は、体に色々と不具合が出てくる事もあるかと思います。

皆様、お体十分ご自愛なさり、お過ごし下さいませ☆彡。

 

私も心身、無理せずにいきたいと思います。

本当にいつもありがとうございます~^^~!!!!

 

 

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