もう、おわりかけですが、
今日10月8日は-------------
 
【今日の記念日】
足袋の日
木の日
骨と関節の日
イレバデー
入れ歯感謝デー・歯科技工の日
FXの日
国立公園制定記念日
コンビニATMの日
プリザーブドフラワーの日
 
【今日の歴史】
1871年 明治政府が通商条約改正予備交渉の為に岩倉具視らを使節として欧米に派遣することを決定
1879年 明治政府が拷問の実施に関する全法規を廃止
1912年 第一次バルカン戦争が勃発
1967年 キューバ革命の英雄チェ・ゲバラがボリビアでのゲリラ闘争で捕えられる。翌日射殺
1988年 奈良・藤ノ木古墳の二次調査で石棺が約千四百年ぶりに開かれる
 
 
さぁ、まもなく終わりの時間だが、今日は「木の日」に注目してみたいと思う
 
木の日
日本木材青壮年団体連合会が1977(昭和52)年に提唱
「十」と「八」を組み合わせると「木」の字になることから、木の良さを見直す日

 

そう、このように日本では古くから、文字、特に漢字に関しては、その成り立ちや当て字、言い伝えなどが、色々と言い伝えられてきた

今回は、その中でも漢字にまつわる話をしてみたいと思う

 


古代中国より伝来した「漢字」
今では、日本人にはなくてはならないこの文字

実は、その成り立ちの多くは姿・形を置き換え表わしたもので、その文字を見れば本来の意味がわかるという

その中から、いくつか例にとってあげてみようと思う

 

民(みん)
国民、臣民などでよく使われる「民」
もともとは、奴隷や信徒、部下の目に針を突き刺し、目を見えなくさせた様子を表わしている

奴隷や臣従の目に針を刺して盲目にした姿で、支配下におかれる人々の意

上記のように民の本来の意味は奴隷なのだ

 

賢(けん)

「かしこい」などと一見聡明な印象がある文字だが、実はそうではない

「賢」という漢字の上半分は、大臣の「ジン」「臣民」の「シン」という字の右側に「又」
「臣」は大きな瞳を表し、「又」は指を出している右手の形を指す
この二つの漢字を並べることで、瞳に右手で傷をつけ、視力を失わせている様子を表している

その下に書かれた「貝」という字は、甲骨文字が生まれた古代中国・殷の国では手に入らない、貴重な子安貝の形を描いたもの

つまり当時の貨幣を表している


当時、目には呪力があるとされていたため、その力を封じ、神や当時の国王に服従させるのが目的だったともいわれている

目が見えなくなった者は、神に捧げられ、奉仕する者として扱われる
こうして神に仕える臣下となった者の多くは、普通の人々とは異なる優れた才能を持ち備えていた
多彩な能力をもった者の目を潰し、神に仕える奴隷(臣)とした

それが賢である

 

県(けん)

旧字は縣

異郷の邪霊を祓い清める力を「首」は持っていたと考えられていて、自分の土地の境に異郷者の刎ねた首を曝すことにより邪霊が侵入してこないように「首」を紐(系)で木に吊るして守護させた


つまり、逆さの生首から髪の毛が垂れ下がっている様子ということだ

そのことから、国の中央政府にぶらさがるような形でできた地域を「県」と呼ぶようになった

 

ここからは、ざっと紹介する

荒(こう)
草原に打ち捨てられた死体に、髪の毛が残っている様子
了(りょう)
両腕を切り落とされた子供の姿
号(ごう)
生き埋めにされた人が、大きく口を開けて泣き叫び、あまりの悲しみにかがみこんでしまう人の形
幸(こう)
手かせをかたどった文字、どうして幸せというかというと、死刑ではなく手かせだけで済んだから
若(じゃく)
神の真意を聞くべく、髪の毛を振り乱して狂ったように踊りながら祈る巫女の姿
真(しん)
「真」は旧字では「眞」と書くが、このヒの部分を除いた字は、「生首がぶら下げられている」ことを意味する 
「真」には本来「行き倒れになった人」という意味がある

 

このように、普段使われている漢字でも、本来は別の様々な理由があるということだ

 

 

続いて、地名に使われている漢字を見てみたいと思う

龍(りゅう)

「龍」という漢字は過去に豪雨や津波による激しい水害が起きた事を意味する土地に使われた漢字で、昔、龍は水神として崇められ、水害が起こる場所には龍神がいると信じられていた

裏を返せば、水神が起こしたほどの大規模な水害があったり、頻繁に水害が起こったって意味である

「天竜市」には、近くに「天竜川」が流れており、実際に過去に何度も土砂災害が発生している

 

蛇(じゃ)

「蛇」のつく地名は、土砂崩れや土石流が起きた土地に付けられる漢字で、平原地帯で「蛇」が付いていたら生き物の蛇に関する土地が関係しているが、山岳地帯に蛇の漢字が使われていたらそれは土砂崩れということとなる
山から土石流の流れてくる姿が、大量の蛇が山から降りてきているように見えるからと言われている
平成26年に広島市の安佐南区周辺で大規模な土砂災害があったが、この土地・八木地区の旧名は「蛇落地悪谷(じゃらくじあしだに)」

 

梅(ばい)

「梅」は「埋め」の隠語で、過去に大規模な埋め立てが行われたことを意味しており、一般的には池や沼があったとされている
場合によっては、処刑場で処刑された人を埋めていたりするから「梅」がつく地区の周辺には、そういったものがあったという意味もある

ちなみに梅田は、田んぼが埋まるぐらいの災害があり、梅田と言われるようになった

梅田の近隣に大きな川があるのはご存知だろうか

そこからの氾濫ということだ

 

塚(つか)

元々、「塚」という漢字が持つ意味は、「墓場」の意味があり、昔は墓場として使われていた土地である可能性が高いという

この墓場も、通常の供養されている「墓」ではなく、身元不明者や、死体を埋めた場所っていう意味合いで、大きな戦や処刑場での死体をまとめて埋めた場所ということになる

 

また、人体の漢字が使われている地名には過去に壮絶な事件や出来事が由来の場合が多い

「耳取みみとり」「膝折ひざおり」「肘折ひじおり」「面剥めんはぎ」などがそれにあたる
特に面剥は、実際に坊主が顔の皮を剥がされたともいわれており、面剥の隣には死人沢(しびとじわ)という地名も存在する

坊主が顔の皮をはがされた場所が「面剥」で、実際に命を落とした(身体を捨てられた)のが「死人沢」だろう

ちなみに現在は、意味合いが悪いということで改名されている場所も多く存在する

たとえば、有名なところでは、横浜の青葉区に「川和町」とか「恩田町」、「東方町」「折本町」という地名があるが、その地名の旧名は「土腐」「地蔵」「餓鬼塚」「供養塚」「地獄田」などである

 

 さぁ、パラダイムシフトを体験せよ!


 

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参考────

団塊オヤジの短編小説goo

都市伝説をまとめてイッキ読み

白川静『漢字―生い立ちとその背景』 

小林朝夫『本当は怖ろしい漢字』

 

 

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